「家計簿が続かない」ズボラでもできる支出削減たった3つの方法 2022年こそ貯まる家計に

年の瀬も押し迫ってくると、様々なことにつけ「来年こそは!」と心機一転したくなるものです。そこで本コラムでも年内最後の掲載に、来る新年に向けたマネー戦略の基本中の基本、「家計改善」を提案いたします。レシートをスキャンして家計簿をつけて、管理をコツコツ…とは言いません! 20年以上の相談実績からたどり着いた「手間を省いても貯まるポイント」をご紹介します。

「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2択しかない

まずは基本の整理から。

家計とはお金の「フロー」(収入と支出)と、その結果の「ストック」(蓄え=資産)の関係です。例えば、1年間のフローが黒字ならストックは増えますが、収支赤字なら減ります。ストック自体、金融商品や不動産等の様々な手段にその置き場所を変える「資産運用」によって膨らませることは可能ですが、最終的にこれを換金して収入に充てなければ、日常の家計の営みに役立てることはできません。

当たり前ですが、家計改善には「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2つしかアプローチがないのです。このうち筆者は個別相談等においても、「収入を増やす」(資産からの収入を含め)を優先的にお勧めしています。

理由は単純。まず、支出面に注目した場合、減らせる額にはどうしても限度があるのに対し、理屈の上では収入はいくらでも増やすことが可能です。また、気分的にも「減らす」より「増やす」行為の方がポジティブに向き合えます。そして、これは本稿の話にも繋がりますが、

「いったんは支出を減らしても、その方の消費性向が変わらなければいつの間にかまた元に戻ってしまう」

ことが少なくないからです。…なお、収入を増やす提案については、過去に本連載で掲載させていただいています。よろしければご一読下さい。

支出を減らすシンプルな3つの方法

とはいえ、たった2つしかないアプローチ。「増やす」ことだけに専念するのは勿体ないですし、いくら頑張って収入を増やしても「ザルのような使い方」では効果も落ちてしまうもの。そこで、2022年に検討して頂きたい支出を減らす3つの方法をご紹介します。

支出を減らすためにおこなう3つの方法

①とにかく可能な限り現金払いはやめてキャッシュレスにする

②お金の使い方は一点豪華主義を意識する

③年に2回~4回だけで良いので預貯金口座の通帳をチェックする

どれも簡単にできそうで少々拍子抜けされたかと思います。でも、1つ1つにちゃんとした理由があります。

とかく、面倒くさいことやムリな目標を掲げても長続きしないもの。今年はオリンピックイヤーでもあったので、「努力や苦労は裏切らない」という声も聞こえてきそうです。でも、ごく日常の生活においては、苦労はなるべく減らし、楽しみながらできる簡単な方法を習慣にし、実際に効果を生むことが何より大切です。

貯め上手は使い上手、そして使い上手は管理上手

皆さんは、いまご自分のお財布の中に何が入っているかわかりますでしょうか?

お金の貯まる方すべてに当てはまるという訳ではありませんが、逆に財布の中身を把握されている方はまず間違いなく貯め上手な方だと、多くのご相談者と話をさせて頂いてきた経験上、実感しています。

というか、このような方は自分が把握できるものしか、常に財布やカードケースの中には入っていません。何なら紙幣の枚数までも常に決まっています。ですから、イレギュラーなもの、例えば会社に提出する領収書等が紛れ込むと直ぐに財布から出して精算する習慣も身についているのでしょう。

さて、ここでのポイントは、小まめなチェックが必要とか記憶力の問題という話ではなく、「把握」だの「管理」する時間や手間を逐一おこなう必要ない状態をつくっておく、ということです。

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