山梨県、ヤングケアラー支援のガイドラインとりまとめ

産経ニュース

山梨県は、病気や障害のある家族を世話する小・中・高校生らの「ヤングケアラー」支援のガイドラインをとりまとめ、22日に公表した。ヤングケアラーを早期に見つけ、連携した支援体制の構築を目指す。担当者によると都道府県レベルでのガイドライン作成は初という。

今回、ガイドラインではヤングケアラーの実態や発見、支援の方法、相談窓口の案内や、支援事例などを紹介している。

県では今年7~8月、県内の小学6年~高校3年生全員(5万2864人)を対象とした調査を実施したところ、「世話をしている家族がいる」との回答が6・1%となった。同時に、本人がヤングケアラーであることを認識していないケースも多い実態も浮き彫りになった。

そこでガイドラインでは、ヤングケアラーの発見を重視。本人から状況を聞き取るアセスメントシートを設定し、教員や福祉担当者らがヒアリングしながら対象者を見つけるための指針とする。

県では、ヤングケアラーの状況は個々に異なることから、ガイドラインを活用して、実情に応じた支援を進めるべきとしている。