居住先に犯行計画メモか「放火殺人」の記載 大阪・北新地ビル火災

産経ニュース
谷本容疑者が住んでいたとみられる住宅。犯行計画とみられるメモが見つかった=大阪市西淀川区
谷本容疑者が住んでいたとみられる住宅。犯行計画とみられるメモが見つかった=大阪市西淀川区

大阪市北区曽根崎新地のビル4階のクリニックで起きた放火殺人事件で、関与した疑いが持たれている谷本盛雄容疑者(61)の居住先から見つかったメモに「放火殺人」の記載があったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。ほかに「隙間を何とかしなければ」などと書かれていたこともすでに判明しており、大阪府警天満署捜査本部は、谷本容疑者が犯行計画を記したメモだった疑いがあるとみて、詳細を調べている。

捜査関係者によると、メモが見つかったのは、谷本容疑者の居住先だった大阪市西淀川区姫島の3階建て住宅。「放火殺人」や「隙間」のほか、「消火栓をどうすべきか」との記載もあった。「隙間を何とかしなければ」という文言から、煙を充満させるための細工の必要性を検討していた疑いも出ている。

この居住先からは、令和元年7月に36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件に関する新聞紙面が見つかったことも分かっている。

谷本容疑者は事件の約3週間前に居住先近くのガソリンスタンド(GS)でガソリン約10リットルを購入。ガソリンが悪用された京アニ事件を念頭に犯行計画を入念に練っていた疑いがあり、捜査本部が犯行前の行動を詳しく捜査している。