甲府市の年末恒例行事となっている、JR甲府駅南口広場の武田信玄公像の大掃除が20日行われた。甲府市の職員が、高さ約6メートルのはしごを使い像に上り、中性洗剤をかけ、ブラシやたわしでていねいに磨いた。最後に水で汚れやほこりを洗い流すと、青銅色の輝きを取り戻した。
今年は信玄公生誕500年の節目の年となるため、「甲府開府の日」である12月20日に大掃除をした。出張で訪れたという50代の男性は、「めったに見ることができないものなので、うれしい」と話し、スマートフォンで、洗剤で洗われる信玄公像の写真を撮っていた。