金子農水相、牛乳消費拡大に「心からのお願い」飲んでPR

産経ニュース
牛乳・乳製品の年末年始の消費をよびかけるため飲んでPRする金子原二郎農水相(中央)ら=17日、東京・霞が関(日野稚子撮影)
牛乳・乳製品の年末年始の消費をよびかけるため飲んでPRする金子原二郎農水相(中央)ら=17日、東京・霞が関(日野稚子撮影)

農林水産省は17日、年末年始に牛乳・乳製品の消費拡大を呼びかける「乳(New)プラスワンプロジェクト」を立ち上げると発表した。年末年始は牛乳需要が最も落ちる時期にあたるが、新型コロナウイルスの影響で飲食店向けなどの需要も落ち込んでおり、酪農家が出荷する生乳およそ5千トンが加工処理できずに廃棄される可能性が出ているためだ。

同日の記者会見で金子原二郎農水相は液体状のヨーグルトを、中村裕之、武部新両副大臣は牛乳を飲んでPRした。普段から液体状ヨーグルトを飲んでいるという金子氏は「牛乳をいつもより1杯多く飲んだり、料理に活用したりと可能な限りご協力いただきたい。心からのお願いです」と話した。金子氏らは、来客時には牛乳を提供してもてなす予定だという。

農水省が取り組むプロジェクトは、年末年始の消費拡大への協力をSNSなどを通じて呼びかけるもの。廃棄の恐れがある5千トンの生乳量は、2500万人がコップ1杯(200ミリリットル)の牛乳を消費すれば賄える量だという。生乳生産者などでつくる業界団体Jミルクは酪農乳業関係者に向け、消費拡大の自助努力が必要として、12月25日~1月3日の10日間は毎日1リットルの牛乳を購入する「#1日1L(リットル)」運動をすでに呼びかけている。

液体状ヨーグルトを飲み笑顔を見せる金子農水相=17日、東京・霞が関(日野稚子撮影)
液体状ヨーグルトを飲み笑顔を見せる金子農水相=17日、東京・霞が関(日野稚子撮影)

年末年始は牛乳国内消費量の約1割を占める学校給食向けがなくなるなど業務用需要がしぼむうえ、家庭向けも正月料理との相性やスーパー休業などで牛乳・乳製品の販売数量は落ちる。これまでも乳業メーカーは牛乳需給の調整弁として、バター・脱脂粉乳の製造を増やしてバランスをとってきた。

Jミルクが今年10月に公表した需給見通しでは、生乳の生産量は夏から秋の天候が乳牛の体調にプラスに作用したことで前年を上回る。一方、需要はコロナ禍の影響で外食やお土産向けなどの業務用が戻っていない。このため、12月下旬に生産される生乳は、長期保管が可能なバター・脱脂粉乳への加工量を最大化しても、およそ5千トンが処理しきれない可能性がある。

新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年は学校一斉休校をきっかけに給食向けの需要が縮減。外出自粛で外食向け需要も急減した。同年4月も生乳の廃棄危機に見舞われ、農水省は「プラスワンプロジェクト」と題して巣ごもり生活での家庭消費拡大を呼び掛けた。業界では昨年末にも廃棄の可能性を危惧したが、帰省自粛で家庭内消費が伸びて危機を脱したという。

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