元受付嬢CEO、プライベートを語る 実は出産していた

妊娠がわかった時に「どうしよー!」と慌てた感情ももちろんありましたが、逆に「今でよかった」と思ったりもしました。

冒頭にもお伝えしたように、私は出産の際に「産休」も「育休」も取得しませんでした。それは誰かに「休むな」と言われたわけではなく、自分自身で決めたことです。自ら「休まない」という選択をしたんです。

でも私が受付嬢のままだったらどうだったでしょうか。派遣社員の受付嬢として働き続けていたら、出産前に退職するという選択肢しかなかったと思います。一般的には受付嬢は制服を着用して働きます。なので、お腹が大きくなると制服を着用することが難しくなります。「受付の裏方の仕事」といっても、お茶出しや清掃といった体力を使う仕事がほとんど。ゆえに、妊娠を機に辞めていく人たちを何人も見て来ました。働き続けるという選択肢がそもそもなかったわけです。

ですから、妊娠がわかった時には「起業ってこういういい面もあるんだ!」と感じることもできました。自ら切り拓いた道が、人生の選択肢を増やすことにつながったわけです。

次回は私の出産秘話について書いてみたいと思います。働く一人のビジネスパーソンとしてだけでなく、母親としてもどう考えているのか、今後はこの連載でも積極的に触れていきたいと思います。

【元受付嬢CEOの視線】は受付嬢から起業家に転身した橋本真里子さんが“受付と企業の裏側”を紹介する連載コラムです。アーカイブはこちら


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