元受付嬢CEO、プライベートを語る 実は出産していた

SankeiBiz
36歳で出産し、娘はまもなく4歳になります(画像はイメージです/Getty Images)
36歳で出産し、娘はまもなく4歳になります(画像はイメージです/Getty Images)

私事ですが、先日誕生日を迎え、40歳になりました。「アラフォー」というか「フォーティー」ですね(笑)人生、例えば80年と仮定したら、40歳はまさに人生の折り返し年齢。30歳になった時とはまた違った重みがあるように感じています。

40歳になって初めて執筆する今回は、私のプライベートについて書いてみたいと思います。今までこの連載でも、ここ以外の場所でも、ビジネス以外のことはあまり語ってこなかったので、40歳を記念して(笑)少し個人的なお話をしたいと思います。

「出産」をあまりおおやけにしてこなかったワケ

30歳から40歳の10年は、人生において非常に大きな変化があった10年だったと思います。受付嬢を辞め、起業しました。30歳になった時には、起業するなんて夢にも思っていませんでした。

そしてもう一つ、大きな変化だったと思うのは、「出産したこと」です。

驚かせてしまったらすみません! 実は私、36歳の時に女の子を出産し、母親になっていました。産休も育休も取らずに仕事をしてきたので、「いつの間に!?」と思う方も多いのではないでしょうか。

どうして今までこういった場所でお伝えしてこなかったかというと、「自分、不器用なんで(笑)」に尽きるんですが…、もともと自分の話(特にプライベートな話題)を自ら話すことが得意ではなかったり、キャラ的にも「ママになります! でも経営者もがんばります!!」みたいなテンションもちょっと違うな、と。そして何より、会社を経営している中で正直「出産」がネガティブに捉えられる可能性もあると思っていました。

多くの女性が働きながら子供を持つことに対して、さまざまな考え方があり、欲しくても授からない人がいたり、産みたくても産めない人がいたりと、出産にまつわる話というのは非常にセンシティブなことだと思っています。

仕事との両立、そもそも起業して妊娠・出産を乗り越えることができるのか。

周りからはどんなふうに言われたのか。

みなさんも気になると思いますが、出産にまつわる話については、この一回だけでは語りきれません。会社経営との両立については次回お話しさせていただこうと思っています。今回は出産を経て、「いま自分が思うこと」や「新たに生まれた考え」について書きたいと思います。

起業してから結婚も出産も後回しにしていたのに…

起業して2年目、36歳での出産は実は予想外のものでした。

私は今の事業を立ち上げるとき、結婚も出産も優先順位を下げました。子供は昔から大好きだったので、「いつか産めたらいいな」くらいには思っていましたが、それよりも目の前の事業のことに必死でした。

ところがどっこい、神様のイタズラなタイミングで妊娠が分かり、産むと決断したのです。そしていま、まもなく4歳になる娘の母親をこなしています。

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