セ、パ両リーグのベストナインが14日に発表され、阪神からは近本光司外野手(27)と一塁手でジェフリー・マルテ内野手(30)が選ばれた。虎戦士が選ばれるのは2015年の福留(現中日)、鳥谷(前ロッテ)以来6年ぶり。最優秀選手(MVP)と最優秀新人は15日のNPBアワーズで発表される。
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黄金期への足がかりとなる初受賞だ。阪神からは6年ぶりとなるベストナインに近本とマルテが名を連ねた。走攻守すべてで虎をけん引した近本が、喜びのコメントを寄せつつ背筋を伸ばした。
「初めてベストナインに選んでいただき本当にうれしいですし、光栄です。これを励みに走攻守すべての面でレベルアップして、来年、再来年と続けて選んでいただけるような選手になれるように頑張ります」
自身初の3割超えとなる打率・313、初の2桁10本塁打に自己最多50打点。初の打撃タイトルとなる最多安打(178安打)もつかんだ。守りでも初めてゴールデングラブ賞に輝いたばかり。これで今オフは3冠目となった。
2月の沖縄・宜野座キャンプで、選手会長として手締めのあいさつした際に「今年からは黄金期に入ります」と宣言。過渡期にあった虎は2015年に福留(現中日)が外野手として名を連ねて以来、ベストナインとは縁がなかったが、近本が流れを変えた。そして1、3番を形成したマルテも一塁手で初受賞だ。
「いつも全力で共に戦ってきた仲間やスタッフ、そして応援してくれるファンのみなさんのおかげで獲れた賞だと思う。支えてくれるすべての方々に心から感謝しています。ラパンパラ!」
M砲は、すっかり定着したパフォーマンスで喜びを表現した。投手では青柳が、柳(中日)と17票差の2位だった。遊撃では中野が最多7度目の受賞となった坂本(巨人)を36票差まで追い詰める2位だった。近本とマルテが、虎の時代はもうすぐそこだということを示してくれた。