ニュース写真で1年間を振り返る「2021年報道写真展」(東京写真記者協会主催)が15日、東京都中央区の日本橋三越本店で始まった。
開会式には今年9月、パラリンピック車いすバスケで銀メダル獲得に貢献した鳥海連志選手(WOWOW所属)が来場。テープカット後、決勝戦でプレーする自身の写真パネルにサインを書き入れ、報道陣の前でシュートの構えをするなどした=写真(鈴木健児撮影)。
作品を見て回った鳥海選手は「一瞬を捉えるのは難しいが、奥が深いと感じた」と話し、2024年のパリ大会に向けては「ベテラン選手らが引退し、若手が中心となる。どれだけチームを引っ張れるかが不安だが、楽しみでもある」と意気込みを語った。
東京五輪・パラリンピックでの日本選手の活躍のほか、今年で10年を迎えた東日本大震災の被災地の様子など今年の「一瞬」を切り取った約320点が展示されている。入場無料で24日まで。