学ナビ

学びの連続性に対応、即戦力育成 聖徳大、児童学部を教育学部に改組 来年4月

産経ニュース
教育学科には特別支援教員コースを設置。小学校の通常学級できる多様な支援などを考える(同大提供)
教育学科には特別支援教員コースを設置。小学校の通常学級できる多様な支援などを考える(同大提供)

国際化や情報化、多様な価値観の広がりなど、社会が変化し、保育士や幼稚園・小学校教員養成の現場もプログラミング教育や思考力育成、多文化教育といった柔軟な視点が求められている。聖徳大学(千葉県松戸市)では来年4月、児童学部を教育学部に改組し、保育園・幼稚園、小中学校、高校までの連続性のある教育と個性を尊重したインクルーシブ教育への取り組みを加速させる。教育現場の課題に対応できる即戦力育成の狙いを紹介する。

東京聖徳学園は大学だけではなく、幼稚園から大学院まで計18の教育機関を擁する。保育の聖徳として知られるが、来年4月に児童学部を教育学部とし、児童と教育の2学科で始動する。

教育情報通信社の大学通信によると、令和2年度の保育士採用数は15年連続1位、幼稚園教員採用数は8年連続14回目の1位。教育分野に多くの人材を輩出している。資格取得や就職率で高い評価を得ているが、教育学部への改組は時代の変化を見据えている。

増井三夫副学長は「情報教育や人間力育成、デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応など、教育の抱える課題や教員の役割が複雑になってきている。広範な知識と専門性に加え、実践力が求められている」と背景を説明する。

ドイツ留学での教育現場などの研究経験をもとに、インクルーシブ教育の重要性を訴える増井副学長
ドイツ留学での教育現場などの研究経験をもとに、インクルーシブ教育の重要性を訴える増井副学長

児童学科は保育士や幼稚園教員を養成するほか、児童心理、児童文化の4コース。教育学科は、小学校や特別支援、スポーツ教員を育て、付属小学校と教育改革推進校での英語教育やカリキュラムマネジメントなど、実習で現場対応力を磨いていくという。

同大が教育学部での重点の一つとして挙げるのは、インクルーシブ教育だ。文部科学省によると、インクルーシブ教育は、障害の有無にかかわらず共に学べる仕組み。学習環境などを整える合理的配慮をはじめ、通級指導や特別支援の充実を目指している。

同大では今年10月、第5回特別支援教育フォーラム『特別支援教育の未来を考える~小・中・高・大とつながる特別支援教育を目指して~』を開催。全国の大学・現場教員、学生らが参加し、特別支援教育と通級の現状や課題、新しい時代の特別支援のあり方などについて話し合った。

教育学科には特別支援教育コースを設置。幼児の療育をはじめ、小学校での発達障害への関わりや支援、関係機関との連携、インクルーシブ教育先進地でもある欧州の事例を学び、多様な教育ニーズに対応できる専門性を養成する。

増井副学長は「10年先を見据えた教育改革が進み、それに対応した教員養成が重要になっている。また、教育も共生社会への裾野を広げていく時期を迎えている。幼児期から小、中、高…と、学びや支援が途切れるのではなく、連続性のある教育を目指していく。多様な子供たちに向き合える人材を育てていく」としている。

  1. あすの「カムカムエヴリバディ」1月21日第57話あらすじ 奈々との“噂”に不安を募らせるるい、そこに突然ジョーが現れ…

  2. キムタクだけマスク着用の集合写真に「これが有名人が伝えるべきメッセージ」「好感度爆上がり」と称賛の嵐

  3. オミクロンでパンデミック終了か、海外では感染者数が1カ月で頭打ち 専門家「次の変異株を経て『5番目のかぜ』になる可能性も」

  4. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」

  5. 「カムカムエヴリバディ」第13週予告で大吉の「油断ならない脚本家」的中? 「ほっとした」「未来明るそう」