ワシントン地下鉄で川重製車両の営業運転再開

産経ニュース
米ワシントン首都圏交通局の地下鉄で、営業運転を再開する川崎重工業製「7000系」車両(共同)
米ワシントン首都圏交通局の地下鉄で、営業運転を再開する川崎重工業製「7000系」車両(共同)

米ワシントン首都圏交通局は14日、運行する地下鉄で10月に起きた脱線事故後に運用を取りやめた川崎重工業製の主力車両の営業運転を順次再開すると発表した。今後は運行頻度が高まり、通勤客らの利便性が改善する。

事故を起こした「7000系」は車両全体の約6割を占めており、運用を外れたことで運転本数の削減を迫られていた。

安全性を監督するワシントン地下鉄安全委員会が交通局に対し、計748両ある7000系のうち半分弱の運用を順次再開することを認めた。再発防止策として、これまで90日ごとに実施していた車両点検を7日ごとに短縮する。

7000系は、2015年に営業運転を始めたワシントン首都圏地下鉄で最も新しい型式の車両。10月12日に脱線事故が起きた後、交通局は同18日から7000系の運用を停止し、他の型式の車両だけを走らせてきた。(共同)