芸舞妓、来年も精進誓う 京都で「事始め」

産経ニュース
井上八千代さん(左から2人目)にあいさつする舞妓ら=13日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)
井上八千代さん(左から2人目)にあいさつする舞妓ら=13日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)

正月を迎える準備に取り掛かる「事始め」の13日、京都・祇園などの花街では芸舞妓(げいまいこ)たちが芸事の師匠宅やなじみのお茶屋を訪れ、この1年の感謝を伝え、来年の精進を誓った。

京都市東山区の京舞井上流五世家元、井上八千代さんの稽古場には、京都五花街の一つ、祇園甲部(こうぶ)の芸舞妓が、あでやかな着物姿で訪れた。昨年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して実施したが、今年は2年ぶりに例年通りに行った。

室内のひな壇には、鏡餅が飾られ、一足早く新春らしい華やかな雰囲気。芸舞妓が1人ずつお辞儀し、「おめでとうさんどす」とあいさつすると、井上さんも「おきばりやす」と励まし、ご祝儀の舞扇を手渡した。

祇園甲部では、春恒例の舞踊公演「都をどり」がコロナ禍で2年続けて取りやめになっている。舞妓になって3年目の槙沙子(まさこ)さん(19)は「まだ都をどりの舞台を踏めていないので、来年こそは初舞台を頑張りたいです」と話した。