勝負師たちの系譜

「勝つうえで必要な努力と才能の比率は?」 棋士によってあまりにも異なる見解、頂点極めた棋士は努力に比重置く人が多い

zakzak
天才との呼び声高い藤井四冠
天才との呼び声高い藤井四冠

最近どこに行っても聞かれるのが「藤井さんは凄いですね。やはり天才なんですか」と言う質問である。

藤井聡太四冠の詰将棋を解く能力は、解答選手権で小学校6年の時から毎年日本一になっている。しかしプロ棋士は、答えを見つける能力だけでは、さほど評価はしない。それに加えて、序盤の構想力、中盤の間合いの取り方や見切りなど、何十年も指してきたベテランより優れた感性があるから、誰もが勝てなくて当然と思わせる資質がある、と私は見ている。

『令和3年版 将棋年鑑 2021』(日本将棋連盟発行、マイナビ出版販売)の全棋士の紹介欄の中には「将棋を勝つうえで必要な努力と才能の比率は?」という質問がある。答えていない人もいるが、これが棋士によってあまりにも違うのが面白い。若手棋士でも努力が10で才能は0と言う人がいれば、99%は才能と言う人もいる。

総じて頂点まで極めた棋士は、努力に比重を置く人が多い。努力が6~7割と書いた人は、豊島将之九段、谷川浩司九段、佐藤康光九段らである。

羽生善治九段は記載がないが、講演でやはり努力の方が大事と聞いたことがある。もっとも羽生が講演で「やはり才能の差ですよ」と言ったら、皆が白けるだろう。

反対にA級まで登っても名人まで行かなかった、南芳一九段、高橋道雄九段は3対7と才能重視で、私などは2対8(ただしアマは6対4)と書いた。

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