野党側は、週明けの国会審議で徹底追及する構えを見せていた。
こうしたなかで実施した調査結果は別表の通り。975人が回答し、「助成金受給に納得できない。参与を辞めるべきだ」が85・8%だった。
回答者からは、《どう見ても生活困窮には見えないのに、どうして助成金を受けられたのか、納得できない》《とにかく、セコい》《政治家たる者は「李下に冠を正さず」の心構えを》《もっと他に(参与として)適任な方や、若い人を育てる思いが岸田首相にないのか、疑問でした》といった厳しい意見や注文が相次いだ。
雇用調整助成金については、自民党の大岡敏孝環境副大臣が代表を務める同党滋賀県第1選挙区支部でも昨年、計約30万円を受給していた。大岡氏は当初、「不適切なことはない」としていたが、批判を受けて「速やかに返金する」とした。
他にも、受給している国会議員はいないのか?
◆夕刊フジ緊急アンケート
《質問》自民党の石原伸晃元幹事長が代表を務める選挙区の政党支部が、本来、コロナ禍で経営難になった企業向けの「助成金」を受け取っていました。石原氏は内閣官房参与に就任したばかりですが、どう考えますか。
助成金受給に納得できない。参与を辞めるべきだ 85.8%
受給は納得できないが、参与は続けてもいい 6.5%
受給は納得できる。参与を辞める必要はない 3.9%
分からない・その他 3.8%