梅沢富美男のモノ申す

目についた今年のあれこれ…まず政治家のダメさ加減 芸能界もテレビも“炎上怖し”の忖度が芸人を殺す

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とはいえ、小選挙区で国民が選ばなかった議員が比例代表で復活するみたいなおかしな制度はあるし、議員に毎月100万円も支給される文通費の問題も騒ぎにならなければきっと知らん顔のままでしょ。外国なら大規模デモが起きるくらいの問題ですよ。寄付するなんて言っているけど、ホントかな。そのあたりのおかしなことを、マスコミはしっかり報道しなきゃ。

あと、最近かわいそうだなと思うのが、テレビでの女性お笑い芸人に対する扱い。ブスやデブであることをネタにするスタイルが使えなくなってきました。今はそういう笑いではないというのはあるんでしょうし、それをよしとしない芸人さんもいるでしょう。ただ、そういうキャラで上手に笑いをとる人もいる。炎上することを番組スポンサーが怖がるから、テレビ局が遠慮してそういう芸人さんの出番が減ったりなくなったりしてしまう。でも本人がそういうキャラで笑いを取ろうとして番組の中でやっていることなんだから、視聴者が目くじらを立てなくてもいい。パワハラ、セクハラとは分けて考えなきゃ。いじってもらえないのは芸人殺しですよ。そんなことに反応していたら、芸能界もテレビも、ダメになっていくと思うね。

■梅沢富美男 福島県生まれ。大衆演劇「梅沢劇団」第3代座長。1歳5カ月で初舞台を踏み、20代半ばで演じた女形が「下町の玉三郎」と話題に。テレビ番組のコメンテーターや俳人としても活躍している。1月6日~24日まで東京・明治座で「梅沢富美男劇団 梅沢富美男特別公演」が公演される。

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