質疑応答がいつの間にかPRの場に? 自分都合の話ばかりする「意識高い系」に注意

SankeiBiz

「意識高い系」ウォッチャーとして気になることがある。最近じわじわと注目が集まってきている、意識高い系の特徴的なアクション「キチョハナカンシャ」だ。

※画像はイメージです(Getty Images)
※画像はイメージです(Getty Images)

「キチョハナカンシャ」とは…?

キチョハナカンシャとは何か? 説明しよう。セミナーなどの質疑応答コーナーで「本日は貴重なお話、ありがとうございました」という挨拶をしたあと、質問の場を利用して自己PRや意見表明、さらには自社の商品・サービスの案内を始める人物たちのことである。最後に一応、質問をする。彼らは、「本日は貴重なお話、ありがとうございました」と言ったあとで、質疑応答コーナーを自分のために使い倒すのだ。本当に私の話は貴重だったのかと、問いただしたくなる。

実際、私も過去に被害にあった。そのときのことをいくつか紹介しよう。

・ある大学でキャリアに関するパネルディスカッションに登壇した際に、「キャリアといえば、ベーシックインカムが関係すると思うのですが」というギリギリ接点があるかないかわからない話をつなげられ、一方的に1分くらい自身の学んだことや意見を披露された上で「あなたはどう思いますか?」と言われた


・別の大学で、就職活動に関して講演した際に、「本日は貴重なお話、ありがとうございます」という挨拶のあと、「質問ではありませんが、学生団体を立ち上げました。みなさん、ご参加を」と、サークル紹介の場に利用されてしまった。その後も、他の学生団体のアピールが続いた。


・地方都市の新聞社主催セミナーで、「私たちは来月、この県初の○○サービスを立ち上げます。簡単に説明すると○○なサービスです。これは地域社会の活性化につながると思うのですが、どう思いますか?」という、ほとんど自社のアピールのようなことをされてしまった。

このようにキチョハナカンシャという意識高い系の仕草は昔から見られるものだった。最近、また注目が集まっているのは、コロナ時代になりウェビナーが頻繁に開催されるようになったからだ。しかも、Zoomなどのオンラインツールを使うようになってから、このキチョハナカンシャはさらに進化している。チャット欄に書き込むなどの手もある。最近、友人・知人からキチョハナカンシャ目撃情報が多数寄せられ、対策について相談された。みんなが直面している問題だといえよう。

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