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アイデアザックザクで菓子業界に奇襲 年間2億本の定番商品に成長した「ブラックサンダー」 企画案100本超 外資系IT企業から〝想定外〟の入社 有楽製菓・河合辰信社長

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有楽製菓・河合辰信社長(鴨志田拓海撮影)
有楽製菓・河合辰信社長(鴨志田拓海撮影)

「おいしさイナズマ級!」のコピーで知られるチョコレート菓子「ブラックサンダー」シリーズは、1994年の販売開始直後に一時、販売不振で生産終了の窮地に陥ったが、今や年間販売数2億本を超える定番商品だ。人気を固めても守りに入らず、ラジオ番組や飲食チェーンとのコラボ商品や新商品を展開する。菓子業界に奇襲を仕掛け続ける三代目社長は、元外資系IT企業勤務という異色の経歴だ。 (内藤怜央)

――人気商品の「ブラックサンダー」シリーズでは、「ひとくちサイズピスタチオ」、サンデーをイメージした「ブラックサンデー」などユニークな商品も話題です。企画はどうやって生まれますか

「最近は担当者レベルで話してから、私が呼ばれてプレゼンを受ける流れで企画します。来たアイデアについて社員とキャッチボールしながら、たまにアイデアを付け足したり〝変化球〟も投げますよ。新商品は四季に合わせて、年間30~40個ほど発売します」

――新商品の企画案は年間どのくらい出るものですか

「私のもとに来る企画案は発売される商品の3倍ほどですから、年間100個を超えるアイデアを打ち返します。製菓会社に就職する人は、やはりお菓子を作りたい人が多く、開発や企画の部門には自然とアイデアマンが集まります。企画を出しやすい環境作りも意識していて、出たアイデアを否定せず、結果が良ければべた褒めします。成功が積み重なれば自信につながりますよね」

――アイデアを提出する基準は

「どういう形で出してくれても構わない。ただお客さまがうれしいのか分からないもの、(社員が)やりたいだけに見える企画はぶった切りますよ。ニーズをくみ取れていれば、具体的な部分はそこから積み上げていけばいいわけです」

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