中露国防相、合同演習・パトロール強化で一致 日米牽制

産経ニュース
2015年9月、「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で演説する中国の習近平国家主席(中央後方)とロシアのプーチン大統領(手前右)=北京(共同)
2015年9月、「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で演説する中国の習近平国家主席(中央後方)とロシアのプーチン大統領(手前右)=北京(共同)

【モスクワ=小野田雄一、北京=三塚聖平】ロシアのショイグ国防相と中国の魏鳳和(ぎ・ほうわ)国務委員兼国防相は23日、ビデオ形式で会談し、両国軍による軍事演習と合同パトロールを強化することで一致した。露国防省が同日発表した。中露によるアジア太平洋地域での共同軍事活動のさらなる活発化が予想される。「準軍事同盟」とも呼ばれる中露は軍事的連携を深め、日米などを牽制(けんせい)する思惑とみられる。

露国防省の発表によると、両氏は「中露両軍による戦略的軍事演習と合同パトロールの実施を積極化させるという双方の意思」を確認。会談では、中露が今年、アジア太平洋地域の空と海でそれぞれ実施した合同パトロールの成果が中心的な議題になったとした。

タス通信によると、ショイグ氏は「両国の軍は陸・海・空で協調している」と指摘。魏氏も「米国はロシアに対するのと同様の圧力を中国にも加えている」と応じ、中露は共同で米国に対峙(たいじ)していくべきだとする認識を示した。

中国国防省の発表によると、両氏は「中露の団結は山のようであり、友誼は堅固で破ることができない」と結束を誇示。その上で「一緒に協力し、両国元首の重要な共通認識を全面的に実行し、両軍の戦略的な協力を引き続き深めていく」と強調した。

中露は2019年7月、日本海や東シナ海上空で戦略爆撃機などによる初の合同パトロールを実施。ロシアの早期警戒管制機が竹島(島根県隠岐の島町)周辺の日本領空を侵犯し、竹島を不法占拠する韓国の戦闘機が警告射撃を行ったほか、中国の爆撃機が日本の防空識別圏に進入した。中露は20年12月と今月19日にも日本海上空などで合同パトロールを行っている。

今年10月には両国海軍の艦隊による津軽海峡の合同通過を初めて実施。その後日本列島をほぼ一周した。

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