オリックスは3連敗でがけっぷち 福田の好走塁も

サンスポ
プロ野球日本シリーズヤクルト対オリックス】 8回 ベンチで険しい表情を見せる(前列左から)吉田正尚、杉本裕太郎らオリックスナイン  =東京ドーム(撮影・長尾みなみ)
プロ野球日本シリーズヤクルト対オリックス】 8回 ベンチで険しい表情を見せる(前列左から)吉田正尚、杉本裕太郎らオリックスナイン  =東京ドーム(撮影・長尾みなみ)

(SMBC日本シリーズ2021、ヤクルト-オリックス、24日、東京D)瀬戸際に立たされた。1点を追う九回2死二塁。オリックス・T-岡田はマクガフの前に一ゴロに倒れて、届かなかった。対戦成績で1勝3敗となり、ヤクルトに王手をかけられた。

毎試合接戦が続く、日本シリーズ。粘りは見せた。一瞬の綻(ほころ)びも見逃さなかった。0―1の六回、オリックス・宗が同点打。熟練の投球を許していたヤクルトの先発・石川から、1点をもぎとった。

五回を終えてわずか1安打。その1本も、一回1死から宗が左前に運んだものだけだった。レギュラーシーズンに限れば対戦は2017年5月31日(京セラ)以来。剛速球こそないものの、緩急を生かした投球の前に凡フライを打たされ、チャンスらしいチャンスが作れなかった。

そして迎えた六回2死。2打席連続二ゴロに抑えられていた福田が、低めの直球をうまく拾って中前打。続く宗は1球も振らずにフルカウントとなった。一走・福田は自動的にスタート。ここで甘く入ったシンカーを見逃さなかった。鮮やかにとらえると打球は右前へ。ボールを処理した右翼・サンタナがファンブルすると、福田は迷うことなく本塁打を突いた。

これで宗は日本シリーズ4試合中、3試合で打点を記録。第3戦では自身の失策から追加点を献上しただけに、一夜明けて悔しさを晴らした。

第1戦は吉田正のサヨナラ打で劇勝。第2戦は完封負けを喫したが、舞台を東京ドームに移した第3戦は杉本に1号2ランが生まれるなど、4得点を奪った。打線が低調なわけではない。試合前の声出しでは選手会長の吉田正が「きょうはみんなで、全員で、明るく戦っていきましょう!」とゲキを飛ばして、臨んだ一戦だった。

しかし、リリーフ陣が踏ん張れない。同点に追いついた直後の六回、2番手の増井が2死一、二塁のピンチを招いて降板すると、3番手・比嘉がオスナに勝ち越し打を浴びた。

ロッテとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージを制して日本シリーズ進出を決めた12日、中嶋監督をマイクを握って言った。「まずここ(京セラ)で勝って、帰ってこられないようにしたいですけど、(6戦目以降の)神戸で決めたい気持ちもありますので、何とか全員でやっていきます」。6戦目以降を戦うためにも、敵地での勝ち越しを目指したが、先勝の後、3連敗。がけっぷちに追い込まれた。(竹村岳)

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