森秋彩〝正真正銘〟のボルダリング制覇 18歳ホープ伸びしろ十分/スポーツクライミング

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女子ボルダリングで優勝した森秋彩=東金町運動場スポーツクライミングセンター
女子ボルダリングで優勝した森秋彩=東金町運動場スポーツクライミングセンター

スポーツクライミング トップ・オブ・ザ・トップ 最終日(23日、東京・葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター)国内トップ選手で争う特別大会。登り切ったコースの数を競うボルダリングが行われ、女子は決勝で3完登した18歳の森秋彩(あい、茨城県連盟)が優勝を飾った。

女子ボルダリングで優勝した森秋彩=東金町運動場スポーツクライミングセンター
女子ボルダリングで優勝した森秋彩=東金町運動場スポーツクライミングセンター

ただ一人の3完登で頂点に立った。それでも満足感はない。唯一登り切れなかった最終4課題目を見つめながら、森は出番を終えた。

「素直にすごくうれしいです。でも、最後の課題ができずに悔しい。学びがたくさんありました」

独壇場だった。最初のトライで登り切る「一撃」を1課題目から3連続で決めた。とりわけ観衆を魅了したのは2課題目だ。中盤は柔軟性を求められた難局だった。身長155センチの小柄なクライマーが目いっぱい開脚して攻略すると、母も応援に駆け付けた会場がどっと沸いた。

到達した高さを競うリードで強さを誇る。2019年世界選手権では銅メダルに輝いた。22日は得意種目の決勝で最も高度を稼ぎながら、降雨の影響で不成立となって勝利が幻に。この日は伸びしろがあるボルダリングで正真正銘の優勝を飾り、さらなる可能性を示した。

これまではリードとボルダリングを別日に練習してきたという。2024年パリ五輪は、この2種目による複合とスピードの単種目で争う。複合でのメダルを見据えるホープは、同日に両種目に取り組みながら強化を進めている。

課題は屈強な海外勢との体格差。「跳んだり走ったり、苦手なことに打ち込んでいきたい。一番の目標はパリ五輪に出場すること。学びを生かして練習に励んでいきたい」。18歳の大器には、飽くなき向上心がある。(鈴木智紘)

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