オリックス・山本由伸が沢村賞初受賞「歴史のある賞なので、本当にうれしい」

サンスポ
沢村賞に選ばれ、笑顔でポーズをとるオリックスの山本由伸投手=22日、東京都内
沢村賞に選ばれ、笑顔でポーズをとるオリックスの山本由伸投手=22日、東京都内

オリックス・山本由伸投手(23)が22日、プロ野球草創期に活躍した巨人の大投手、沢村栄治をたたえて先発完投型の投手を表彰する「沢村栄治賞」を初受賞した。この日、東京都内で開かれた選考委員会で全会一致で選出。球団では2014年の金子千尋(現弌大、日本ハム)以来2人目。東京都内で取材に応じた山本は「歴史のある賞。本当にうれしく思います」と喜びを口にした。

■全会一致、堀内委員長「突出している」■ 栄誉ある賞を、若き剛腕が手にした。全会一致で山本が沢村栄治賞を初受賞した。日本球界ナンバーワン投手へと成長した23歳が、レジェンドと肩を並べた。

「歴史のある賞なので、本当にうれしく思います。(歴代受賞者と)並んだとは言えないですけど、こういった素晴らしい賞をまた自信に変えて、レベルアップしていけたらと思っています」

受賞の一報を受け、東京都内のホテルで取材対応。喜びを口にしつつ、さらなる飛躍を誓った。

この日の午前中に開かれた選考委員会では、山本の受賞に異論は出なかった。堀内恒夫委員長(73)=元巨人=は「他の投手と比べようがないぐらい(成績が)突出している。それが選考の理由」と説明した。

今季は最多勝(18勝)、最優秀防御率(1・39)、最多奪三振(206)、最高勝率(・783)と先発投手部門のタイトルを〝独占〟。15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目の選考基準のうち、候補者のなかでただ一人、勝利数、奪三振数、防御率、登板数(26試合)、勝率の5項目を両リーグトップでクリアした。

「この賞は唯一、選んでいただく賞になると思うので、少し認めていただけたのかな」

■第6戦先発濃厚「日本一」つかみ取りたい■ それでもまだ、つかみ取りたい称号がある。それは日本一。20日の日本シリーズ第1戦(京セラ)では6回1失点で降板。「パッとしない投球になったので、多少悔しかった。(チームが)勝ったのでいいんですけど」と複雑な表情だ。

次、登板の機会があるとすれば、27日の第6戦(ほっと神戸)が濃厚。「投げたい気持ちもありますけど、早く日本一が決まりたい気持ちもあります」。チームの勝利を願いつつ、準備だけは整えていく。(西垣戸理大)

【山本 由伸(やまもと・よしのぶ)】 1998(平成10)年8月17日生まれ、23歳。岡山県備前市出身。小1から野球を始め、備前中では3年時に東岡山ボーイズで全国大会に出場。宮崎・都城高では甲子園出場なし。2017年D4位でオリックス入団。2年目に中継ぎでブレークし、3年目から先発再転向。今季は東京五輪日本代表として金メダル獲得に貢献。今季26試合登板で18勝5敗、防御率1・39。年俸1億5000万円。178センチ、80キロ。右投げ右打ち。背番号「18」


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