左右候補の決選投票か 南米チリで大統領選

産経ニュース
21日、チリ・サンティアゴで大統領選に投票する人ら(ゲッティ=共同)
21日、チリ・サンティアゴで大統領選に投票する人ら(ゲッティ=共同)

南米チリで21日、中道右派ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。7人が争う中、各種世論調査では当選に必要な過半数を獲得する候補はおらず、左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏(35)と右派の弁護士ホセアントニオ・カスト氏(55)が決選投票に進む可能性が高い。

世論調査ごとに支持率の首位がボリッチ氏とカスト氏で入れ替わっており、接戦になるとみられる。与党候補の支持率は低迷している。

チリでは2019年10月から社会格差へのデモが起き、格差の元凶とされたピノチェト軍政時代の憲法を廃止し新憲法を制定する動きにつながった。学生運動のリーダーだったボリッチ氏は格差是正を訴えるほか、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む自由貿易協定への署名の見直しを公約に掲げる。カスト氏は治安改善や、ベネズエラなどからの移民流入問題に厳しく対応するとしている。(共同)


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