37歳鉄人・玉鷲、1敗死守6連勝!再び〝勝利の鐘〟鳴らせ/九州場所

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高安(左)を押し出して1敗を守った玉鷲。37歳の大ベテランが九州場所を盛り上げる
高安(左)を押し出して1敗を守った玉鷲。37歳の大ベテランが九州場所を盛り上げる

大相撲九州場所7日目(20日、福岡国際センター、観衆=3530)西前頭6枚目玉鷲(37)は高安(31)を押し出して、2日目から6連勝とした。横綱照ノ富士(29)は平幕妙義龍(35)を小手投げで下し、7戦全勝。大関貴景勝(25)も隠岐の海(36)を押し出して全勝を守り、トップは2人となった。勝ちっ放しの照ノ富士と貴景勝を1差で関脇御嶽海(28)と平幕の玉鷲、阿炎(27)の3人が追う。

37歳が元大関を馬力で持っていく。低く立ち合った玉鷲が右おっつけ、左はず押しで高安を押し出し。2日目から6連勝で、1敗を守った。

16日に誕生日を迎えたばかり。元横綱白鵬が9月の秋場所限りで引退し、通算703勝は現役最多に浮上。平成16年初場所の初土俵から、一度も休場がない幕内最年長の鉄人は「強い相手。一気に攻めることができてよかった。(高安とは)気持ちよく取れる。負けても、勝っても」。勝負を楽しむ風情が漂う。

平成29年7月に「九州北部豪雨」が発生。玉鷲が所属する片男波部屋が宿舎を構える福岡・朝倉市は30人を超す犠牲者を出した。31年2月に同市の「親善大使」に就いた玉鷲は、仮設住宅を訪れて被災者を激励するなど折に触れて関わってきた。

2年前の九州場所ではそんな玉鷲を応援するため、朝倉市内の「明元寺(みょうげんじ)」は玉鷲が白星を挙げると、佐々木幸哉住職(73)や門徒が寺の鐘を3度突いて勝利を祝った。玉鷲は「応援してくれる人が大勢いる。一つの励み。逆に元気をもらっている」。

昨年11月の本場所はコロナ禍の影響で東京開催に変更されたため、〝勝利の鐘〟は実施されなかった。今年も門徒が集まれない状況が続き、ここまで見送られてきたが、佐々木住職は「勝ち越したら再開したいと思っている」。夜空に響く鐘の音が、待ち遠しい。(奥村展也)

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