命救った訓練とマニュアル外の行動 宮城県登米市のこども園侵入事件

産経ニュース
取材に応じる上野律子園長=11日、宮城県登米市(大柳聡庸撮影)
取材に応じる上野律子園長=11日、宮城県登米市(大柳聡庸撮影)

隠語で伝達

大槻容疑者が取り押さえられている頃、園内では子供全員が建物内に避難し、職員が施錠してカーテンを閉めた。建物内の職員同士では、子供を怖がらせないよう、事前に決めていた不審者を示す隠語「いかのおすし」を使って、コミュニケーションを取ったという。

「いかのおすし」は、子供たちが自分自身で犯罪被害から身を守るための行動標語「(知らない人について)行かない」「(他人の車に)乗らない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「(何かあったらすぐ)知らせる」をつなげたもの。職員らは不審者のことを「いかのおすし」と表現していた。

園は今年4月に開園したばかりだが、不審者の侵入を想定して訓練をすでに2回実施していた。マニュアル通り、5分程度という短時間で園児を建物内に避難させ、結果的に園庭にいた71人を含む園児204人と職員46人にけがなどはなかった。

子供を守るため

しかし、マニュアルでは犯人を捕まえることは〝想定外〟だった。上野律子園長(59)は「職員も子供たちと一緒に安全を確保し、(警察への)通報を早くするのがマニュアル」と説明。実際「相手に立ち向かうより、子供たちを避難させることが一番の目的だ」(上野園長)として、園には相手の動きを封じる刺股のような用具はなかった。

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