京産大、23季ぶりV王手 天理大に19-10で競り勝つ

サンスポ
10ー10の後半14分、決勝点となる勝ち越しPGを決める京産大FB竹下拓己=20日午後、神戸ユニバー記念競技場
10ー10の後半14分、決勝点となる勝ち越しPGを決める京産大FB竹下拓己=20日午後、神戸ユニバー記念競技場

関西大学ラグビー(20日、神戸ユニバー記念競技場)2試合が行われ、京産大が天理大に19-10で競り勝ち、6戦全勝で勝ち点を27とし、1998年以来、23季ぶりの優勝に王手をかけた。FG竹下拓己(3年)が1G4PGの計14得点を挙げた。昨季大学日本一の天理大は優勝の可能性が消滅し、2016年から続いていたリーグ連覇は5で止まった。同大は関学大に68-0で大勝。4位以上が確定し、全国大学選手権出場を決めた。

■「我慢」のディフェンス 大きく立ちはだかってきた黒い壁をついに乗り越え、頂点へ大前進だ。京産大が天理大に2014年以来、7季ぶりの勝利。PR平野叶翔主将(4年)は胸を張った。

「我慢の時間が長かったが、そういう練習を積み重ねてきたので自信があった」

まさに我慢の勝利だった。立ち上がりから20分近くはほぼ自陣にくぎ付けにされたが、粘り強く守り、先制点を許さない。前半終了間際に3点を勝ち越されたが、後半はリーグ5連覇中の絶対王者の反撃を激しいタックルで止め、獲得したPGのチャンスをFB竹下が次々と決めた。

今季就任の広瀬佳司監督(48)は「われわれが指導する以上に選手たちは防御で前に出てくれた」と目を細めた。試合前に「そう簡単にはトライは取れない。PGでスコアを重ね、流れを引き寄せたい」と話していた指揮官の期待に、見事に応えた竹下の顔にも充実感がにじんだ。

「全員がひたむきに粘り強く戦い、PGで得点を重ねることができた」

昨季までリーグ戦の出場がなかった竹下は今季、名キッカーとして知られた広瀬監督の直接指導で急成長。「サッカーをやっていた頃の癖で脚だけで蹴っていた」というフォームを上半身も使う形に変え、飛距離と安定感が向上。「キッカーとしての責任感を感じている。蹴って自信をつけたい」。全体練習終了後に黙々と蹴り込んできた成果を大一番で実らせた。

12月4日の関学大との最終戦に引き分け以上で23季ぶりの関西制覇が決まる。広瀬監督は「全勝で優勝をつかみ取る」ときっぱり。京産大らしくひたむきに、最後の最後まで少しも気を緩めることなく戦い抜く。(月僧正弥)

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