「おりほー!」で日本一後押し オリ応援のバファローズ☆ポンタも臨戦態勢

産経ニュース
25年ぶりのリーグ優勝が決まり号泣するバファローズ☆ポンタ(ロイヤリティマーケティング提供)
25年ぶりのリーグ優勝が決まり号泣するバファローズ☆ポンタ(ロイヤリティマーケティング提供)

プロ野球オリックス・バファローズを応援し、ユニークに喜怒哀楽を表現するキャラクター「バファローズ☆ポンタ」をご存じだろうか。試合前後にツイッターに投稿されるイラストが話題を呼び、フォロワー数は30万超。イラストの準備は試合の約1週間前から始まるが、試合展開によって当日の差し替えもあり、運用を担当する「中の人」の臨戦態勢は続く。20日夜、25年ぶりの日本一をかけて日本シリーズに挑むオリックスとともに、ポンタの一挙一動にも注目したい。

《#オリックス優勝#おりほー》

オリックスが四半世紀ぶりのリーグ優勝を決めた10月27日夜、バファローズ☆ポンタは感涙した。「バファポンの涙にもらい泣き」「ポンタの応援も力になったよ」。共感のコメントとともに寄せられた「いいね」は約10万件に上った。

バファローズ☆ポンタは平成28年に誕生した。共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する「ロイヤリティマーケティング」(東京)と、オリックスとのスポンサー契約がきっかけだった。

オリックスの帽子とユニホームを身にまとい、一心不乱に声援を送るバファローズ☆ポンタ。人気の秘密は、試合前後にツイッターに投稿される感情豊かなイラストだ。

オリックスが勝てば「おりほー!」と笑顔、負けるとユニホームを脱いで「んほー!」と悲嘆にくれるのがお約束。「おりほー!」は、以前から勝利時にファンの間で使われていた歓喜の表現という。

ツイッターへの投稿は28年のシーズン開幕後から続く。特に話題を呼ぶのが敗戦時のイラストだ。悲壮感を漂わせつつ笑いを誘うのが定番で、アカウント開設直後にオリックスが3連敗を喫した際は痩せこけて変わり果てた姿になった。UFOに連れ去られたり、ポンタのパパが居酒屋でヤケ酒をあおったり。奇抜なシチュエーションも豊富だ。

また、Tシャツやマグカップといったバファローズ☆ポンタのグッズも販売され、特にぬいぐるみが人気という。ファンが球場に持ち込んで応援するほか、新型コロナウイルス禍で無観客試合となった際は、ユニホーム姿のぬいぐるみが観客席に置かれ、テレビ越しに応援するファンを和ませた。

ツイッターの運用を担当するのは、ロイヤリティマーケティングのブランディング・コミュニケーション部。イラストのアイデアは早ければ試合1週間前に決まる。七夕などその日のイベントや対戦相手、世相などを参考に、まずは原案を作成。時には試合展開や結果によって、当日に急遽(きゅうきょ)イラストを差し替えることもある。まさに「臨機応変」(チームリーダーの柴田豪さん)の毎日だ。

柴田さんは「毎試合、アイデアを考えるのは大変」と話す一方、ファンの声がやりがいになっている。「ファンとポンタの気持ちがリンクしたと感じる反応があるとうれしい」

バファローズ☆ポンタ誕生から昨季までの5年間、オリックスはいずれもBクラスに沈んだ。今季はリーグ優勝などもあり、「これまでの悔しい思いを晴らす、ファンの感情の高ぶりを表現してきた」という。

オリックスが日本一を達成したときのイラストは「何となく考えている」(柴田さん)。その際は派手に、ファンと気持ちを共有したいと明かす。熱戦が期待される日本シリーズで選手らの活躍はもちろん、バファローズ☆ポンタの動向からも目が離せない。(桑村大)

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