阪神・佐藤輝〝振らない怖さ〟身につける 「自分を客観視」矢野監督指摘に目キラ~ン

サンスポ
ロングティーを行う佐藤輝。サングラスの奥の瞳でしっかりボール球を見極める(撮影・宮沢宗士郎)
ロングティーを行う佐藤輝。サングラスの奥の瞳でしっかりボール球を見極める(撮影・宮沢宗士郎)

阪神秋季練習(18日、甲子園)もう〝クソボール〟に手は出さん! 阪神・佐藤輝明内野手(22)が18日、秋季練習から取り入れられている「データミーティング」に参加し、矢野燿大監督(52)らと来季に向けた改善点を話し合った。指揮官が求めたのは、配球を読んだボール球の見極め。真の強打者となるため、この秋で〝振らない怖さ〟を身につける。

頭で分かっていたことも口に出すことでより鮮明となった。そして、意見を交わし合ったことで、これからの道のりに光が差した。鍵は、振らない怖さ-。佐藤輝は充実の〝個別勉強会〟を終え、来季への課題を掲げた。

「『振らないことによって、相手バッテリーに怖さを感じさせるのは必要』と言ってもらったので、来シーズンに向けてやっていきたいと思います」

首脳陣やスコアラーと今季のプレーを復習する「データミーティング」に野手5人目として参加。矢野監督らと膝を突き合わせ、とことん話し合った。

ルーキーイヤーは前半戦だけで20本のアーチを架け、球団新人記録となる24本塁打。ただ、相手のマークが厳しさを増した後半戦は、59打席連続無安打を喫するなど苦しんだ。目立ったのはボール球に手を出す姿。新人歴代最多の173三振を数えた。この壁をどう乗り越えるか-。指揮官から指摘されたのが、〝振らない怖さ〟だ。

「振る怖さは輝(佐藤)は持っているよね。逆に(ボール球を投げたら)振るよねというところを振っちゃう。そこを我慢できるような目付や、配球の読み。自分を客観視できたら、振らない怖さというのが出てくる」

相手の攻めを読み、かわすことで自分のペースに持ち込む。必然的にストライクゾーンに投げるしかなくなったところをたたけばいい。これが矢野監督の求めること。佐藤輝が身につけるべき、ボール球の見極めだ。

これからはソフトバンク・柳田を育成した藤井1、2軍巡回打撃コーチが技術面でサポートしてくれる。そして、いまは仲野トレーナーと肉体強化を行っている。ただ、これらも一番の幹となる「ボールの見極め」があってこそ真価を発揮する。避けては通れない課題。そのために、やるべきことも分かっている。

「配球を勉強するのも一つですし、メカニック的なことを変えるのも一つだと思う」

高校時代から、両親に毎打席の動画を撮ってもらった。プロになってからも自分の打撃は逐一、映像でチェックしている。試合中は、配球面や気づいたことをノートにメモ。野球のことになれば、とことん勉強熱心な男だ。配球のことだって超一流になるまで突き詰める。打撃フォームもさらに良くなるように昇華させていく。

「攻めはほとんど一緒なので、そこに対してどうしていくか。答えはシンプルで、そこが難しいんですけど、振らないためにどうアプローチしていくかをこの冬に考えてやっていきたいですね」

単純明快だからこそ、難しい。でも、必ずモノにする。一年間、フルで活躍し、虎を導く真の強打者となるため。佐藤輝は振らない怖さを身につける。(原田遼太郎)

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