首相、自民改憲4項目「同時こだわらず」

産経ニュース
岸田文雄首相グループインタビュー=19日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
岸田文雄首相グループインタビュー=19日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)は19日、官邸で産経新聞などのインタビューに応じ、憲法改正をめぐり、自民党が掲げる自衛隊明記などの改憲4項目について「一部が国会の議論の中で進むなら、別に4項目同時(の改憲)にこだわるものではない」と述べた。首相としては、改憲項目を特定しないことで、実現可能なテーマから与野党の議論が活発化することを期待しているとみられる。

首相は、自民がまとめた①9条への自衛隊明記②緊急事態対応③参院「合区」解消④教育の充実─の改憲4項目を「極めて現代的な、現代社会で必要な改正だ」と強調。そのうえで議論の進め方については「国会での議論を注視していきたい」として与野党の協議に委ねる考えを示した。

自民の「憲法改正推進本部」を「憲法改正実現本部」に改組したことに関しては、「国会議論の側面支援と国民世論の喚起の2つが大変重要な役割になる」と語った。また、改憲を来年の参院選の争点にするかどうか問われ、「従来、選挙公約の重点項目の一つに憲法を加えている。こうしたスタンスは変わらない」と説明した。

一方、首相は安定的な皇位継承策の取りまとめについて「有識者会議の議論がこれからも続く。これを見守っていくことに尽きる」と述べた。

経済対策を盛り込む令和3年度補正予算案を審議する臨時国会に関し、「12月の頭に召集する方向で調整を始めている」と明らかにした。12月6日に召集する見込みだ。

日韓関係については、「国際的な条約・約束はしっかり守られるべきだ。韓国側の前向きな対応を期待したい」と語り、いわゆる徴用工訴訟判決や元慰安婦訴訟判決で国際法違反や日韓合意違反を続ける韓国側に対応を求めた。

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