高津ヤクルトに〝先制パンチ〟 予告先発なしもオリックス・中嶋監督公言 第1戦は由伸/日本シリーズ

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前日監督会議でフォトセッションに応じるオリックス・中嶋聡監督(左)とヤクルト・高津臣吾監督=京セラドーム大阪
前日監督会議でフォトセッションに応じるオリックス・中嶋聡監督(左)とヤクルト・高津臣吾監督=京セラドーム大阪

オリックス・中嶋聡監督(52)が19日、京セラドームで行われた監督会議に日本シリーズを戦うヤクルト・高津臣吾監督(52)とともに出席。今シリーズでは予告先発が採用されなかったが、中嶋監督は報道陣に対し、自ら20日の第1戦(京セラ)の先発を山本由伸投手(23)と発表した。正々堂々の真っ向勝負。予想先発を希望した高津監督に〝先制パンチ〟を食らわせた。

■真っ向勝負 「万全でいってくれたら」 オリックスの先発陣は簡単には打ち崩せない。それだけの自負、選手への信頼が、決断ににじみ出ていた。予告先発が採用されなかった今年の日本シリーズで、中嶋監督は第1戦の先発投手を公言。真っ向勝負を挑む。

「(第1戦の先発は)山本。もうね、万全でいってくれたら、それでいい」

午後3時からの監督会議。ヤクルト・高津監督と顔を合わせた場で、〝先制パンチ〟を食らわせた。会議終了の直前。NPBの関係者からシリーズの要項が説明され、予告先発を採用しない旨を伝えられると、中嶋監督がマイクを持った。

「予告先発にはしないんですね? こっちとしてはしてもいい」

同関係者から「もう、それはご自由に」と返されると、「はい、分かりました」と即答。その後、報道陣の前で山本と明言した。

指揮官によると、事前会議から「うちは(予告先発を)やりますよ」と告げていたそうで、「ルール上、(予告先発を)やらないという方が優先らしい。片方がやらないって言ったら、やらないになる」と説明。ヤクルト側が予想先発を希望したことについては「いや、別に」と気にはせず、「(ヤクルトは予告先発を)やらないんでしょ。うちはやるよ、と。別に片方がやってもいいんでしょ」と口にした。

第2戦目以降は「気が向いたら言うわ」 自チームだけであっても予告先発を選択することで、先発投手は登板日をかく乱するなどの作戦は取らず、レギュラーシーズン同様、自らの調整に集中させることが可能。第2戦目以降については「気が向いたら言うわ」と笑ったが、決戦前日から〝中嶋マジック〟がさく裂した形だ。

「いまから変わったことはできない。普段通りの野球を選手にはしてほしい。(シーズンの)チャンピオンの気持ちはない。向こうは日本シリーズを経験した人がいる。こっちは完全なチャレンジャー。全力で一戦一戦を戦う」。中嶋監督がそのタクトで、チームを25年ぶりの日本一へ導く。(西垣戸理大)

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