ワクチン60回分を104回 抗体不十分、岐阜市が契約解除

産経ニュース

岐阜市は18日、市内の医療機関の医師が新型コロナウイルスワクチン60回分を104回に分けて接種していたと発表した。対象の55人中、抗体検査を受けた51人全員の抗体量が不十分だった。一部のワクチンは有効期限も切れていた。

市によると、ワクチンは米ファイザー製で、医師は「接種者の体調に合わせて量を決めていた」と釈明。市はこの医療機関との委託契約を解除するとともに、希望者の再接種を進める。接種者の特定が済んだとして、医療機関の名前は公表していない。

医師は5~10月、市が配布した手引やワクチンの用法を確認せずに、独断でワクチンの量を決めていた。有効期限は最大で約1カ月過ぎていた。接種者に対し有効期限などが示されているバイアル(瓶)のラベルの写真を配布しており、9月に接種者の親族から相談があり発覚した。

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