阿炎、初の土つかず4連勝!外出禁止中にキャバクラ…幕下から〝出直し〟…7場所ぶり幕内/九州場所

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魁聖(右)を押し出す阿炎。7場所ぶりの再入幕で自身初の初日から4連勝とした
魁聖(右)を押し出す阿炎。7場所ぶりの再入幕で自身初の初日から4連勝とした

大相撲九州場所4日目(17日、福岡国際センター、観衆=2150)西前頭15枚目の阿炎(27)は魁聖(34)を押し出して4連勝とした。横綱、大関陣は3日連続で安泰。一人横綱の照ノ富士(29)は平幕阿武咲(25)をきめ出して4戦全勝。両大関は貴景勝(25)が大栄翔(28)を突き落として無敗を守り、正代(30)は若隆景(26)を押し出して3勝目を挙げた。関脇御嶽海(28)は小結逸ノ城(28)を押し出して4連勝。

右手のひらを首元に食い込ませた。その腕を伸ばして、強く、激しく押し上げる。阿炎の強烈なのど輪攻め。幕内で2番目に重い194キロの魁聖の巨体をズルズルと後退させて、押し出した。幕内で初日からの4連勝は自身初めてだ。

「重い人なので、まわしを取られたら(自分は)何もできない。距離を取って、相撲を取ることを考えた」

今場所は7場所ぶりに幕内復帰を果たした。東前頭5枚目だった昨年7月場所中、日本相撲協会が定めた新型コロナ対策のガイドライン(外出禁止)に違反。キャバクラなどに出入りしていたことが発覚し、3場所出場停止などの懲戒処分を受けた。復帰した3月の春場所は幕下下位からの出直しとなった。

協会は処分期間中、師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の監督下に置き、「住居を錣山部屋へ移す」などの条件をつけたため、昨年6月に結婚した夫人と長女(1)とは別居生活に。再入幕を機に、師匠は家族との生活へ戻るように勧めたが、「幕内で勝ち越して、胸を張って一緒に住めると思う」と自らに課し、妻子と暮らす生活を懸けてこの場所に臨んでいる。

「星の数は考えず、一番一番全力を出すことが正解だと思っている」

「芥川賞」「直木賞」を制定した小説家、菊池寛の名戯曲「父帰る」では、家族を捨てて家出した父が20年ぶりに落ちぶれた姿で戻ってくる。だが、幕内へ返り咲いた阿炎は、この日まで13本の懸賞(手取り=39万円)も手にした。

さらに懐を温め、こちらの父は大手を振って家庭へ帰る。(奥村展也)

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