内村航平から阿部詩に五輪連覇への金言 競技を「恋人以上に好きでいること」/柔道

サンスポ
サンスポ特別版を手に撮影に応じる(奥左から)柔道の阿部一二三、レスリングの文田健一郎、バレーボールの高橋藍(手前左から)車いすバドミントンの梶原大暉、柔道の阿部詩、ボクシングの入江聖奈、体操の村上茉愛=横浜アリーナ(撮影・桐原正道)
サンスポ特別版を手に撮影に応じる(奥左から)柔道の阿部一二三、レスリングの文田健一郎、バレーボールの高橋藍(手前左から)車いすバドミントンの梶原大暉、柔道の阿部詩、ボクシングの入江聖奈、体操の村上茉愛=横浜アリーナ(撮影・桐原正道)

日体大は17日、横浜アリーナで第58回体育研究発表実演会を実施。今夏の東京五輪・パラリンピックに出場した38人(五輪33人、パラ5人)が、訪れた人たちと交流した。柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩(うた、21)は体操男子で個人総合五輪2連覇の内村航平(32)=ジョイカル=から〝金言〟を授かり、2024年パリ五輪で再び頂点に立つ思いを強くした。

東京五輪・パラリンピック報告会に参加した体操の内村航平=横浜アリーナ(撮影・桐原正道)
東京五輪・パラリンピック報告会に参加した体操の内村航平=横浜アリーナ(撮影・桐原正道)

■日体大・五輪パラ報告会で 最高に輝くメダルを首にかけながら、約5000人からの拍手に手を振って応えた。東京五輪金メダリストとして臨んだ報告会。阿部詩の心は自然と高まった。

「応援してもらっていると改めて実感した。次に向けて頑張ろうと気持ちを切り替えられた」

この日、兄で男子66キロ級金メダルの一二三(ひふみ、24)=パーク24=ら五輪とパラに出場した選手が一堂に集結。詩は報告会で、東京五輪ではメダルを逃したものの体操男子個人総合で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪2連覇を果たした内村が発言した一言から、今後に向けたヒントを得た。

「競技をする上でモチベーションを保つためには」との質問に、内村は「自分の恋人以上に好きでいることが一番大事だと思う。もっともっと好きになってほしい」。数々の金字塔を成し遂げたキングは、日体大の学生ら後輩に「好き」の重要性を説いた。

■「まだ友達以上、恋人未満」 それを聞いた詩は「(柔道に対し)まだ友達以上、恋人未満」と説明。「もっと好きに、もっとのめり込んでいかないと、パリ五輪での2連覇は難しいものになるのじゃないかな」と、今後のさらなる成長への鍵とした。隣で妹の発言を聞いていた一二三は「でも(そうは言っても詩は)柔道が好き。(自分にとって柔道は)恋人ですかね」と笑った。

詩は約1週間前、故郷の神戸へ久しぶりに帰省。母校・夙川高などを訪問してリフレッシュした。次戦は未定だが、直近の目標に来年の世界選手権を挙げて体を動かし始めている。

「東京五輪の優勝の瞬間を忘れないように。2連覇を目指すための活力にしながら頑張っていく」。他競技のアスリートの言葉も参考に、進化を続ける。(石井文敏)

★体操・村上茉愛さん「幸せな一年」 東京五輪の体操女子種目別床運動で銅メダルに輝き、10月に現役引退を表明した村上茉愛さんも報告会に参加。「つらいものを乗り越えた先に、いいものが待っていた。努力が実った幸せな一年だった」と振り返った。日体大のコーチとして指導を始めている。「ゆくゆくは代表選手に関わっていけるように頑張っていきたい」と決意を込めた。

★ボクシング・入江は内村に「オーラ」 東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダルの入江聖奈(3年)は内村について「レジェンドのオーラを感じた」と笑顔。大先輩との交流を楽しんだ。現在は五輪後初戦となる24日開幕の全日本選手権に向けて減量中。引き締まった表情で「直接、応援してくださる方に感謝の言葉を言えてうれしかった」と声を弾ませた。

◆東京五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級銀メダルの文田健一郎(ミキハウス) 「残されたメダルは金。3年後のパリ五輪は笑ってマットを降りられるように」

◆東京パラリンピックのバドミントン男子シングルス(車いすWH2)で初代王者となった梶原大暉 「自分の口で(金メダルを)報告できるのはありがたいこと。3年後のパリ大会では出場全種目で金メダルを取りたい」

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