米中首脳、オンライン会談へ 緊張緩和を模索

産経ニュース
(左から)バイデン米大統領(ロイター)、中国の習近平国家主席(新華社=共同)
(左から)バイデン米大統領(ロイター)、中国の習近平国家主席(新華社=共同)

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は米東部時間15日夜(日本時間16日午前)、中国の習近平国家主席との初のオンライン形式での首脳会談に臨む。中国が台湾への威圧的な行動を繰り返す中、首脳間の意思疎通を円滑化して緊張緩和への道筋をつけられるかが焦点となる。

米政府高官は14日、会談の主眼は「(中国との)競争が紛争につながらないよう管理する」ことにあると強調。バイデン氏から習氏に米国側の意思と懸念を直接伝達することで、両国間に誤解が生じたり、それがもとで不測の事態に発展したりするリスクを避けるのが重要だとの認識を示した。

また、バイデン氏は会談で、香港や新疆ウイグル自治区での人権弾圧への懸念に加え、中国の不公正な貿易慣行や経済を通じた他国への威圧、巨額の補助金による産業振興策などの問題も提起し、政権が掲げる「ルールに基づく国際秩序」に沿った政策への転換を求める考えだ。米国側が中国に対して抱く懸念は多岐にわたることから、会談は「数時間」(同高官)に及ぶ可能性がある。

一方でバイデン氏は、気候変動や感染症対策などの世界的な課題では協力も模索する見通しだ。

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