2015、16年の賞金女王イ・ボミ(韓国)は14日最終日の伊藤園レディースが今季最終戦となり、シード落ちが決定した。来季の出場資格を争う予選会に出場しない意向を表明し「自分に時間をあげたかった。コロナ禍で2年間、試合に集中するのが難しかった」と説明した。
ただ、「推薦をもらえれば参加したい」と引退は否定。賞金女王になってからは目標を見失い「今年で10年目。体的にも精神的にもしんどかった」と明かす。日本でも人気を集めた通算21勝の33歳。母国に戻ることの喜びは小さく「うれしい感じではない」と目を潤ませた。