阪神・及川、奥川&佐々木朗を「追い抜きたい」 CS開幕投手で躍動、同級生にメラメラ

及川はキャッチボールで汗を流す。奥川、佐々木朗に追い付け、追い越せ!(撮影・林俊志)
2019年のU18日本代表合宿にて。左から奥川、西純、佐々木朗、及川。高校四天王と呼ばれた

同級生に負けない! 阪神・及川雅貴投手(20)が11日、鳴尾浜で行われた投手の秋季練習に参加。1軍で中継ぎとして飛躍した高卒2年目の今季を振り返るとともに、先発として現在、行われているポストシーズンでも活躍する同学年のヤクルト・奥川恭伸投手(20)、ロッテ・佐々木朗希投手(20)らに対抗心を燃やした。

意識せずとも目と耳に入ってくる同級生のニュースに、20歳の心は燃えていた。及川はヤクルト・奥川とロッテ・佐々木朗について聞かれると、包み隠さずライバルへの思いを口にした。

「2人はエース格並みに(先発ローテを)回っていると思います。今の(自分の)立場では天と地の差。なるべく早く追いつき、追い抜きたいなとは思いますけど、まずは自分のことだと思うので、そこからですね」

今季、奥川は9勝、佐々木は3勝を先発でマーク。奥川は前日10日のCSファイナルステージ第1戦で、プロ初の完封勝利も挙げた。同じ左腕でオリックスの高卒2年目・宮城も13勝。同年代の奮闘ぶりを「調べたりはしないけど、勝手に(ニュースで)回ってくる。えぐいッスね」と胸中を明かした。

及川自身も今季は中継ぎとして1軍に定着してフル回転し、39試合の登板でプロ初勝利も挙げるなど2勝3敗、10ホールドと飛躍。「けがすることなく、完走できたことが一番」と一定の手応えも口にしたが、周囲を見渡せばこれくらいで満足しているわけにはいかない。オフの課題も明確だった。

「後半戦でガタッと落ちてしまった」と反省した通り、前半戦は2勝1敗で防御率1・56と安定していたが、後半戦は2敗を喫し、最終的に防御率も3・69に。スタミナ強化は必須だ。来季、先発か中継ぎかは首脳陣から伝えられていないものの「中継ぎの経験を生かしていきたい」と先発転向も視野に入れながら鍛え直していく。

この日は雨の鳴尾浜でポール間ダッシュやアメリカンノックで汗を流した。「あまり投げ込む習慣がなかったので、投げ込みをもっと増やしていきたい」。レベルアップを果たして、ひと回りもふた回りも大きくなる。(織原祥平)

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