バズる関西トレンド

「阪急阪神」「大丸」古い慣習や意識を変える“脱百貨店”へ新発想サービス

zakzak

例えば、おやつナビゲーターの腰前和宣氏は、子供の頃からとにかくおやつが大好き。昨年ナビゲーターに任命されてからは「SNSで顧客と接点を持ち、食べる楽しみだけでなく、作る楽しみも分かち合うことを意識して発信してきた」。工場見学でおやつ作りの裏側を学んでインスタグラムにも投稿。洋菓子店とのコラボ商品まで開発している。

ナビゲーターは、SNSや店頭イベントなどで顧客との接点を増やし、従来の売り場とは一線を画す情報発信で、顧客に対する説得力を増している。他にも、パンナビゲーターやみそ汁ナビゲーター、エシカルナビゲーター、コスメナビゲーターなども。「モノだけで本質的な価値を伝えるのがむずかしい時代。社員が一人の人間として思いを伝え、理解してもらってからお客さまとの長期的な関係性を築いていくことが重要になってくる」と鈴木氏。いずれは売り場スタッフ全員がナビゲーターとして活躍するのが目標だ。

大丸梅田店(同)では、日本最大級の出前サイト「出前館」と協業し、10月1日から地下食品フロアの商品を自宅や会社に届けるデリバリーサービスを開始した。スイーツや惣菜などデパ地下で人気の約30ブランド、100点から組み合わせて一度に注文できる。30分以内で配達可能なエリアに限定されるが、新たな顧客の開拓にも期待する。

「百貨店はこれまでイベントをしながら集客を図ってきたが、いまは時間を買う時代。各地のおいしいものを一堂に集めたデパ地下の強みを生かしてさらに進化させた」と、地下2階食品売り場担当の林克己マネジャー。

10月の月間受注件数では「りくろーおじさんのチーズケーキ」がダントツの人気。ほかには「おむすびケーキ」「銀座ハゲ天の天丼」「煌のコロッケ」など「デパ地下の4番バッターを中心にそろえた」(林氏)。

今後は、商品ラインアップをさらに広げる予定。クリスマスや節分など注文が殺到する時期にも対応できるような態勢づくりを行っていく。

■橋長初代(はしなが・はつよ) フリーライター。関西を拠点に商業施設、百貨店、専門店、アパレル、ホテルなどの動向をビジネス系メディアに寄稿。取材では現場での直感と消費者目線を重視。2019年に実家のある奈良にUターン。最近は、奈良の歴史と文化に魅了され、地元の情報誌やSNSでの発信にも力を入れている。

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