オリックス、壊せない関西メディアの「壁」 「山本でド派手に勝っても…」阪神&新庄監督に食われ

zakzak
126球の完封後に涼しい顔でスタンドに手を振る山本=10日、京セラドーム
126球の完封後に涼しい顔でスタンドに手を振る山本=10日、京セラドーム

オリックスの〝絶対エース〟山本由伸投手(23)が10日、ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(京セラ)第1戦に先発。わずか1点の援護で圧巻の4安打完封勝利を挙げたが、阪神1強体制の関西メディアの壁は厚かった。

9回に最速156キロを計測するなど、今季最多126球を投じても涼しい顔。アドバンテージ含め2勝で日本シリーズに近づき、「ドキドキでしたが勝ち切れてホッとした。とにかく最後、日本一で終われるように」と気持ちを新たにした。

レギュラーシーズンでは球団新記録の15連勝を達成し、東京五輪代表でもエースとして金メダルに貢献。今季パ・リーグMVPは当確で、CS初登板でも球界を代表する剛腕を見せつけた。まさに文句のつけようのないヒーローの活躍だが、一夜明けた11日朝の関西メディアの扱いは拍子抜けするほどだった。

関西ローカルで地上波テレビ放送された民放2局の情報番組のうち、日本テレビ系「す・またん」は山本をトップで報じたものの、裏番組のテレビ朝日系「おはよう朝日です」では阪神OBでもある日本ハム・新庄新監督の秋季キャンプ視察時のファッションチェック、セ・リーグCSに続く3番手の扱いだった。

また、スポーツ5紙のうち、オリックスが1面を飾ったのは2紙だけ。読売系列紙が巨人のCSを最優先するのは仕方ないとして、残る2紙はそれでも阪神が1面だったうえ、うち1紙は関西球団の短期決戦を差し置いて2軍投手コーチの人事をトップで報じた。

オリックス関係者は「うちもリーグ優勝の翌日こそ、関西メディアはトップで扱ってくれたけど、山本でド派手に勝っても阪神を完全逆転できないなんて…」と意気消沈。地上波で放送される日本シリーズで活躍すれば、今度こそメディアジャックできるのか。それとも関西でプロ野球に求められているのは、強さや素晴らしいプレーとはまた別の何かなのか。 (山戸英州)

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