ヤクルト・高津監督、奥川に大役任せた G斬り先陣「彼の今後、来年のこと、今の状態、全て考えて」

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大事な初戦の先発を任された奥川。20歳がチームに勢いをつける(撮影・今野顕)
大事な初戦の先発を任された奥川。20歳がチームに勢いをつける(撮影・今野顕)

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は10日にセ、パ両リーグのファイナルステージ(6試合制、優勝チームが1勝のアドバンテージ)が開幕する。「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」は6年ぶりにリーグ優勝したヤクルトが、レギュラーシーズン3位から勝ち上がった巨人と神宮球場で激突。第1戦の先発を託された奥川恭伸投手(20)は9日、神宮外苑で調整した。高津臣吾監督(52)は「常に決勝戦のつもりで戦う」と一戦必勝で臨む。

朝から降り続いた雨も、夕方には上がっていた。室内練習場で汗を流した奥川は晴れ間がのぞく中、前日の調整を完了。10日のCS初戦へ、使命感を口にした。

「クライマックス初戦の大切な試合で先発ということで、チームに勢いがつくようなピッチングを心掛けたい」

短期決戦の流れを左右するマウンドに立つ。6年ぶりにリーグ制覇したヤクルトはCSファイナルステージで1勝のアドバンテージが与えられる(6試合制4勝先取)。勢いをつけるためにも初戦の重要度は極めて高い。後半戦の開幕投手も任せた右腕に大役を託した高津監督は「記憶にないぐらい前から(決めていた)」と明かし「彼の今後のこと、来年以降のこと、今の状態、全てを考えて彼を初戦に先発させることを決めました」と力を込めた。

偉業達成にも期待がかかる。20歳6カ月でCSで勝利投手となれば、球団では2011年ファーストステージ第3戦(対巨人)の赤川克紀(21歳3カ月)を抜いて最年少。14年ファイナルステージ第1戦(対巨人)の阪神・藤浪晋太郎と並んでセ・リーグ最年少記録となる。

雪辱を果たす。相手はCSファーストステージで阪神を破った宿敵・巨人。巨人戦は今季2試合に登板して2勝0敗、防御率2・77と好相性を誇る。前回チームがCSに出場した18年には、ファーストステージで3位・巨人に連敗して敗退。2戦目には菅野にポストシーズン史上初のノーヒットノーランを許す屈辱を味わった。今季のレギュラーシーズンは11勝11敗3分け。15年にはファイナルステージで巨人を4勝1敗で下して日本シリーズに進出しており、再現を狙う。

『絶対大丈夫』。今季は指揮官のミーティングでの言葉を合言葉に勢いに乗り、リーグ優勝を果たした。高津監督は「(短期決戦は)勢い、流れが絶対に大事。勢いをつけるのは奥川の立ち上がり」と信頼を口にした。「トーナメントで言えば常に決勝のような気持ち。もちろん大丈夫だと思って戦いますし、選手を信頼して送り出すので、何の心配もしていない。全力でぶち当たる。全力で戦うのみ」。神宮の応援を背に一丸となれば、絶対に大丈夫だ。(赤尾裕希)

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