首相会見詳報

(7完)憲法改正「与野党の枠超えて賛成得るべく努力」

産経ニュース
任命式と認証式を終え、笑顔で記念撮影に臨む岸田文雄首相(中央)と林芳正外相(左)ら=10日夜、宮殿・北車寄(代表撮影)
任命式と認証式を終え、笑顔で記念撮影に臨む岸田文雄首相(中央)と林芳正外相(左)ら=10日夜、宮殿・北車寄(代表撮影)

=(6)から続く

--COP26では、日本がNGOから「化石賞」を受賞する一幕もあった。2030年以降も石炭火力を維持しようとすることに厳しい指摘もあった。新しいエネルギー基本計画で、2030年度に石炭を19%使うとの方針は変えないか。日本の努力が正当に理解されていないと考えるか

「まず私自身、現地に行って議論する際に、わが国の100万ドルの追加支援等は主催国の英国、米国をはじめ関係国から高く評価された。これはもう強く実感したところだ。しかし、その中で『化石賞』を受けた。化石賞、毎日3カ国、指摘される中の2日目の3カ国の1つに日本が入ったということで化石賞を受けた。こういったことだ。NGOの評価ということだった。こうした指摘があることも、もちろん謙虚に受け止めなければならない。そしてその中で、ご指摘のように石炭火力に対する厳しい目があるということ、これはしっかり受け止めなければならないと思う」

「石炭火力も、日本としては地域のさまざまな事情に配慮した上で、アンモニアや水素、最新の技術をしっかり活用することによって、石炭火力の負の側面をしっかりと押さえていく。こういった方針についても説明をした。こうした技術に対する説得力もよりしっかり高めていかなければ、国際社会の皆さんの十分な理解にはつながらない。より努力しなければいけない点ではある。こんなことも感じてきた」

「地球温暖化に対する取り組み、さまざまな課題がある。そのさまざまな課題の中で、日本の取り組みが評価されている部分もある。一方で、指摘をされている部分もある。この辺を冷静に整理した上で、吟味した上で、これからの日本の方向性について考えていく。こうした冷静な取り組みをわが国としてもしっかり進めていき、全体として日本の取り組みを評価される。こうした結果につなげていくよう努力は続けていきたいと思う」

--見直す予定はないということか

「今の方針はすでに明らかにしている通りだ。この方針をしっかり進めていき、なおかつ、先程いった最新の技術等を活用することによって、より理解される結果につなげていく。努力は続けていきたいと思っている」

--憲法改正で(国会発議に必要な)3分の2以上の勢力を確保するため、日本維新の会や国民民主党などに積極的に協力を求めていくか。それとも数合わせのような協力は否定的なのか

「国会の議論においては、まず自民党としては自公政権の体制のもとに国会論戦に臨むわけだが、野党との議論は是々非々で臨む。これが基本であると思う。一方、憲法改正議論には、改正を実現するためには与野党の枠を超えて、3分の2以上の賛成が得られるようにしっかりと努力を続けていくことが大事であると思っている。だから、結果として3分の2以上の賛成を得るべく努力をするということだ。ご指摘のように、政党の枠組みでどうこうというのではなく、結果を得るためにどうすべきなのか。しっかりと検討し、努力をしていきたい。このように思っている」  「いずれにしろ、国会での発議のために、国会の議論を進めていかなければいけない。そのためにも、先ほど申し上げた国民の皆さんの幅広い理解と相まって、こういった議論を進めることが大事だと思っている。両方しっかり進めていくことが基本であると思っている」

=(完)

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