天国の斉藤仁さんもひと安心…次男・立、威風堂々世界デビュー/柔道

サンスポ
男子100キロ超級で優勝した斉藤立=バクー(国際柔道連盟提供・共同)
男子100キロ超級で優勝した斉藤立=バクー(国際柔道連盟提供・共同)
男子100キロ超級決勝で攻める斉藤立(奥)=バクー(国際柔道連盟提供・共同)
男子100キロ超級決勝で攻める斉藤立(奥)=バクー(国際柔道連盟提供・共同)
男子95キロ超級で五輪2連覇を果たした斉藤仁さん
男子95キロ超級で五輪2連覇を果たした斉藤仁さん

柔道・グランドスラムバクー大会・最終日(7日、バクー)男女計5階級が行われ、男子100キロ超級で19歳の斉藤立(たつる)=国士舘大=が決勝でタジキスタン選手を破って優勝した。国際柔道連盟(IJF)主催のシニアのワールドツアー初出場で、1回戦からの4試合を全て一本勝ち。男子95キロ超級で五輪2連覇の故斉藤仁氏(享年54)の次男が、2024年パリ五輪へ名乗りを上げた。今大会に、東京五輪日本代表は出場していない。

■圧巻のオール一本勝ち 期待の19歳、斉藤が衝撃デビューだ。五輪、世界選手権、マスターズに次ぐ格付けのグランドスラム(GS)を初出場で制覇。優勝後、にこりともせず勝ち誇る姿は偉大な父を想起させた。

出場10人で、トップ選手不在ながら「絶対に勝つ」と畳上で躍動した。世界ランキング11位のタジキスタン選手との決勝は組み手で上回り、序盤に大内刈りで技あり。3分過ぎに豪快な支え釣り込み足で技ありを奪い、合わせ技で完勝した。

■鈴木監督の熱意に応え 身長190センチ、体重164キロの巨漢とは裏腹に、身のこなしは柔らかく俊敏さもある。国内のジュニアでは無敵だったが、シニアでは苦戦。腰の故障などもあったが、この日は積極的に襟と袖をつかみにいき、父直伝の体落としや内股で鮮やかに相手を転がした。

日本男子の鈴木桂治監督(41)は、10月のGSパリ大会から練習パートナーとして斉藤を同行させ、その後も「甘えを断ち切る」とパリに残して海外勢との練習を課した。世界ランク圏外の大器は、その熱意に応えた。

五輪3大会連続で頂点を逃した日本男子の最重量級。再建への期待を背負う大器が、3年後の2024年パリ五輪へ最高のスタートを切った。

◆斉藤 立(さいとう・たつる) 2002(平成14)年3月8日生まれ、19歳。大阪府出身。五輪王者の父・仁氏の手ほどきで5歳から柔道を始める。小6で全国少年大会優勝、大阪・上宮中では3年時に全国中学校大会を制覇。国士舘高時代、2年時にロシアジュニア国際で初の国際大会優勝、全日本ジュニア優勝。昨年から国士舘大。190センチ、164キロ。


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