コロナ新指標を了承 医療の逼迫状況重視 分科会

産経ニュース
新型コロナウイルス感染症対策分科会の会合であいさつする山際経済再生相(右)=8日午前、東京都千代田区
新型コロナウイルス感染症対策分科会の会合であいさつする山際経済再生相(右)=8日午前、東京都千代田区

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)は8日、会合を開き、感染状況を評価するための新たな指標案を了承した。従来の新規感染者数などに基づく4段階のステージ分類から、医療体制の逼迫(ひっぱく)度合いを重視した5段階のレベルに変更する。政府が近くまとめる新型コロナ対策の「全体像」に盛り込む。

新型コロナをめぐっては、ワクチンの2回接種率が国民の7割を超え、抗体カクテル療法などの軽症者が重症化を防ぐ治療薬も登場。政府が経口治療薬(飲み薬)の年内実用化を目指している状況もあり、より実態に合った指標が求められていた。

従来の指標は、人口10万人当たりの1週間の新規感染者数やPCR検査の陽性率など7項目について4段階で評価。「ステージ3」は緊急事態宣言に準じる蔓延(まんえん)防止等重点措置、「ステージ4」は緊急事態宣言の発令の目安にしてきた。

新たなレベル分類では入院患者数などを予測し、数週間後に逼迫する予兆がみられた場合には宣言を出すよう求めている。

5段階で、レベル0=新規感染者ゼロの状況▽1=安定的に一般医療が確保され、コロナに医療が対応できる状況▽2=医療の負荷が生じているが、病床増で対応できる状況▽3=一般医療を制限しなければ、適切な対応ができなくなる状況▽4=一般医療を制限しても、対応できない状況-に分類している。

この指標では、一般医療に制限が必要となる「レベル3」が緊急事態宣言などの対策強化が求められることになる。

尾身氏は8日、記者団に「新規感染者数は引き続き注視するが、医療逼迫の状況をより重視するというのが(新指標での)基本的な考え方だ」と説明した。

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