体操に「出会えてよかった」村上茉愛、引退会見で感謝と決意

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村上茉愛
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東京五輪の種目別女子床運動で銅メダルに輝き、女子日本勢として初めて個人種目の表彰台に立った村上茉愛(まい、25)=日体ク=が8日、横浜市の日体大で引退の記者会見に臨み、競技人生を振り返った。10月の世界選手権では床運動で2度目の世界一に輝いた第一人者。今後は母校である日体大の女子体操競技部コーチとして後進を指導し、〝第二の村上〟を育てる。

■3歳から始まった「夢」 時折声を震わせながら、栄光と挫折の記憶をたどった。競技を始めたのは3歳の頃。25歳の村上の人生は、体操とともにあった。

「出会えてよかった。夢を与えてくれた」

歴史を彩った第一人者だ。今夏の東京五輪では得意の床で銅メダルをつかんだ。体操女子の表彰台は、1964年東京五輪の団体総合3位以来57年ぶり。個人種目では初の快挙だった。

10月の世界選手権では床で2度目の世界一に輝き、観衆の前で有終の美を飾った。「悔いは全くない。最後に大勢の方に見送られ、最高の形で引退できて幸せだった」。

最も印象に残る試合は2015年の全日本選手権。日体大入学直後の当時は練習姿勢も体重管理も怠惰で、21位と惨敗を喫した。「考え方を改めなさい」と叱責してくれたのが瀬尾京子監督(49)だった。村上は恩師と肩を並べた会見で「あの言葉がなければ今はない」と実感を込めた。

■H難度の技「教えたい」 母校のコーチとして次なるキャリアを築く。既に練習の補助にあたり、床の振り付けも手掛けている。近くダンスのレッスンにも通う予定で、指導者としての勉強に本腰を入れる。

代名詞だった床の大技も継承する。H難度の「シリバス」だ。「覚えたい子がいれば(自分が)どういう過程で覚えたのか教えたい」。何より強き体操ニッポン女子を作りたい。「メダルを取ったときの感覚をたくさんの人に味わってほしい」。新たな夢を与えてくれたのも、やっぱり体操だった。(鈴木智紘)

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