ロッテのマーティンが同点ソロ ファイナル進出決める

産経ニュース
7回、ソロ本塁打を放つロッテ・マーティン=ZOZOマリンスタジアム(福島範和撮影)
7回、ソロ本塁打を放つロッテ・マーティン=ZOZOマリンスタジアム(福島範和撮影)

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(3試合制)第2戦で、パはレギュラーシーズン2位のロッテが3位楽天に4―4で規定により九回表終了コールドゲームで引き分け、対戦成績を1勝1分けとしてファイナルステージに進出した。

打った瞬間に確信した。1点を追う七回2死。ロッテのマーティンは145キロの直球をとらえ、右翼席へ高々と運んだ。「興奮した。『これで(この試合は)いけるな』という雰囲気があった」。何度も右手を突き上げ、雄たけびを上げながら同点のホームを踏んだ。試合は4-4で終了し、ファイナルステージ進出を決めた。

けがを押して出場している。9月中旬に自打球を当てて右足甲を骨折。10月上旬には復帰したものの、いまも試合中に足を引きずる姿がみられる。「痛みと闘っているけど、大丈夫。チームのために頑張る」と頼もしい。

今季は中盤以降、主軸を任されることが多かった。ファーストステージ2試合は2番に入り、井口監督は「つなぐ意識を持ってほしかった。(左右の打者を交互に並べる)ジグザグ打線も組める」と意図を説明する。前日の試合では、2四球を選んで得点にも絡み、この日の七回は一発狙いで打席に立ち、仕事を果たした。

今季、チームは141試合目でオリックスに優勝を譲った。2試合とも追いつ追われつの接戦となったCSファーストステージを1勝1分けで突破し、雪辱の機会を得た。ロッテファンを前に、指揮官は「この2試合以上にタフなゲームになると思うが、失うものはもうない。また(本拠地に)帰ってこられるように一丸となって頑張っていきたい」と力強く宣言した。

(神田さやか)

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