海自、米独とタッグで“対中包囲” 「自由主義陣営」衆院選後も連携強化へ 識者「日本の安保姿勢は変わらない」

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海上自衛隊の護衛艦「いせ」
海上自衛隊の護衛艦「いせ」

中国が東アジアなどで軍事的覇権拡大を進めるなか、日本を含む自由主義陣営は連携強化に努めている。海上自衛隊は今週、米海軍に加え、ドイツ海軍とも共同訓練を行った。岸信夫防衛相は5日、約20年ぶりに日本に寄港するドイツ艦艇を視察する。岸田文雄政権は衆院選後も、対中包囲網の強化を図るようだ。

海自は4~5日、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ドイツ海軍との共同訓練を行う。

海自の護衛艦「さみだれ」と、ドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」が参加し、関東南方での戦術技量の向上や連携強化が図られる。

バイエルンは5日、東京・青海に寄港する。ドイツ海軍艦艇の日本訪問は約20年ぶり。岸防衛相は乗船して視察する予定で、「ドイツが表明したインド太平洋地域の平和と安定への積極的な貢献を示すうえで、重要な意義を有する。わが国としても歓迎する」と語っている。

海自は3日、米海軍の強襲揚陸艦「アメリカ」と、東シナ海で共同訓練を実施した。日米同盟の抑止力・対処力を強化することが目的で、海自からは、ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」をはじめ、護衛艦や掃海艇、ミサイル艇など計7隻が参加した。アメリカは全通飛行甲板を持ち、最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を発着させることができる。

日本の衆院選に合わせるように、中国とロシアの艦隊は10月17~23日、日本列島をほぼ一周した。北朝鮮は公示日(10月19日)に、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を発射した。軍事的威圧といえる。

今回の、日米、日独の共同訓練をどう見るか。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「中国の暴走によって、日米がさらなる連携強化を行うことは当然で、ドイツは、英国がアジアで存在感を増していることを意識しているようにみえる。衆院選の結果、日本の外交・安全保障姿勢は、基本的に安倍、菅両政権と大きく変わらないと思っていい。今後も欧州諸国の軍隊はアジアを訪れる度に、自衛隊との連携を強化することになるだろう」と指摘した。

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