自民・茂木新幹事長に難題…コロナ、党改革、参院選

産経ニュース
自民党幹事長に就任し会見する茂木敏充幹事長=4日午後、東京・永田町の自民党本部(矢島康弘撮影)
自民党幹事長に就任し会見する茂木敏充幹事長=4日午後、東京・永田町の自民党本部(矢島康弘撮影)

自民党の茂木敏充幹事長が5日、本格始動した。当面の課題は、新型コロナウイルス対応と党改革を同時に進めながら、来夏に控える参院選を勝利に導くことだ。持ち前の実務能力に加え、今後は党内の声を糾合する手腕や、連立を組む公明党との調整能力なども問われる。

茂木氏はこの日、党本部で高木毅国対委員長や梶山弘志幹事長代行、木原稔政調副会長らと会談し、党人事などについて協議した。

茂木氏は経済、財政、外交など幅広い分野に精通する政策通で、安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁ら党重鎮とも良好な関係を築く。岸田文雄首相(党総裁)は茂木氏を起用することで、党内を安定させる狙いがあるとみられる。

まずは今月中旬に、新型コロナからの回復に向けた経済対策の取りまとめが迫る。18歳以下への10万円給付などを訴える公明と調整しつつ、自民の独自色を打ち出し、財政支出のバランスにも目配せする必要がある。短期間で最適解を導くのは容易ではない。

党改革の断行も急務だ。首相は9月の総裁選で党役員の任期制限などを掲げた。自民議員に相次いだ「政治とカネ」の問題への対応も求められる。停滞すれば国民の支持離れにつながる可能性があるだけに、茂木氏は「近代政党としてのルール作りを検討する。自民党は変わっているという姿を示すことが重要だ」と強調する。

参院選では選対委員長時代の経験が生きそうだ。ある自民関係者は「すべての選挙区事情を正確に把握している。支持団体や組織にも詳しい」と語る。衆院選に続き、岸田政権を国政選挙2連勝に導けば、長期政権も見えてくる。

一方、茂木氏には「周囲への要求が高く、当たりがきつい」との評価もあったが、最近では「柔らかくなった」(外務省幹部)との受け止めも出てきた。ただ、茂木氏自身、党務の最高責任者としてさらに変わる必要を感じているようだ。首相から内示を受けた直後、周囲にこう語っていた。

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