虎のソナタ

超一流になるためのマインドに感銘 引退会見・鳥谷「練習するしかなかった」

サンスポ
引退会見を前に、ロッテナインにあいさつする鳥谷。本当に、お疲れさまでした
引退会見を前に、ロッテナインにあいさつする鳥谷。本当に、お疲れさまでした

いつになったらクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)は始まるんや? 6日から? いや、知ってまんがな。言うてみただけですがな。

間延びしますなぁ。阪神の最終戦は10月26日でした。ファーストS開幕まで10日間もあります。セ・リーグで最終戦が最も遅かったのはヤクルトと広島で、この2チームは11月1日に神宮で対戦しました。ですが、ヤクルトも広島も10月30、31日は〝休み〟だったのです。ここに最終戦を詰め込んだら、CSをもっと早く始めることもできたんじゃないの?

きのうは祝日でお休みでした。何の日だったかご存じですか? 「文化の日」です。文化といえばスポーツも文化やろ! プロ野球を見せろ! とテレビの前で缶ビールを片手にザッピングをしていたお父さま方、残念ながら、今しばらくお待ちください。

ですが、レギュラーシーズンが終了してポストシーズンまでひと呼吸置かないと、困ることもあるのではないでしょうか? Bクラスに沈んだチームは新体制を立ち上げ、秋季キャンプに出かけます。〝ひと呼吸〟がないと、新監督や新コーチの就任発表や会見をしているヒマがございません。「新監督誕生なのだから新聞やテレビで大きく扱ってもらえるよう、試合のないときにやろう」と気を使っている球団は多いのです。日本ハム・新庄新監督の就任会見は、きょうですゾ。

会見といえば、きのうは元阪神の不動の遊撃手・鳥谷敬(現ロッテ)の引退会見でした。「人より劣っているものがたくさんあったので、練習しないと追いつくことも追い抜くこともできない。自分に足りないものを毎日考えてやっていたら、練習するしかなかった」「自分は打撃がずば抜けているわけでもないし、守備がずば抜けているわけでもないし、足がそんなに速いわけでもない」。ベストナインに6度、ゴールデングラブ賞に5度輝いた人が、プロ通算18年を振り返ってこう言うのです。超一流になるためのマインドとは、かくあるべし―と改めて感じさせられました。

鉄壁かつ鮮やかな守備は華があり、お金を払って見る価値がありました。いつかコーチとしてタイガースに戻ってきて、若虎たちに教えてやってください。お疲れさまでした。

さて、そのタイガースはファーストSが待ちきれない―というわけではないのですが、きのうから社会人チームと実戦練習を始めました。大山が打って、中野が走って、藤浪も投げました。近本も実戦復帰しました。

「みんな動きがよくて、シーズンの疲れなど感じさせませんでした。個人的に目についたのは江越選手です。ちゃんと犠飛を打ったり、右翼からいい送球があったり、難しいボールをすくい上げてヒットにしたり。サンズ選手にもヒットが出ました。2人ともCSでスタメンではないかもしれませんが『ベンチに入るんだ』という集中力を感じました」

きのうの司令塔・サブキャップ新里公章の報告です。シーズン中にもあった競争意識が、ここまできても息づいているのは、歓迎材料でしょう。

ファーストSの相手は巨人。後半戦はヨロヨロでしたが、百戦錬磨の原監督が黙っているはずがありません。あちらは10月24日にシーズンを終えて、十分な立て直し期間を経て甲子園に乗り込んできます。ヤクルトに再挑戦するためにも、まずは2つ勝たなければいけません。

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