イラン、対米核交渉で制裁骨抜き狙う

産経ニュース
イラン国旗(ロイター)
イラン国旗(ロイター)

【カイロ=佐藤貴生】イランの国防、外交政策を統括する最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長は3日、米国などとの核協議再開について「現在の状況が続くなら交渉の結果は明らかだ」とツイッターに投稿し、協議の妥結を急がない意向を示した。核開発を推進して制裁解除の圧力を強める半面、制裁の経済的打撃を和らげる戦術の進展をうかがわせる。

イランは4月、核兵器級に一気に近づく濃縮度60%のウランを製造した。核爆弾1個分の高濃縮ウラン製造に要する時間(ブレークアウト・タイム)は、2015年のイラン核合意成立当時の「少なくとも1年」から「1カ月程度」まで縮まったとみる専門家もおり、合意は形骸化しつつあるとの指摘も聞かれる。

一方、イランによる中国への原油輸出は航路を隠して行われ、増加傾向にあるとされる。イランは米政府が制裁で禁じた米ドルによる決済を回避するため、暗号資産で輸入代金を支払っているとの見方もあり、国際通貨基金(IMF)は今年のイランの国内総生産(GDP)成長率は2・5%になると予測している。

米制裁の骨抜きを進めるイランにどう対処するか。残された時間は少ない。

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