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佐藤輝、CSでの復活あるか 後半戦「0点」の不振、怪物が怪物でなくなった理由

 阪神の佐藤輝明内野手(22)は宮崎県内で開催中の「みやざきフェニックス・リーグ」に30日から出場する。11月6日開幕のクライマックスシリーズ・ファーストステージ(対巨人=甲子園)に備えたもので、首脳陣にすれば下克上の起爆剤の期待を込めた宮崎送り。佐藤輝は「しっかり手応えをつかみ、ポストシーズンに臨む」と意気込んでいる。

 この派遣の背景には後半戦の不振がある。ルーキーイヤーを振り返り、「全体で50点。後半だけなら0点」と自己採点するくらいひどかった。参考までに前半84試合では打率・267、20本塁打、52打点。後半42試合では打率・158、4本塁打、12打点。屈辱にまみれた後半には2軍落ちもあれば、59打席無安打の不名誉な記録もあった。首脳陣の間には、佐藤輝の尻すぼみがなければ、16年ぶりのVは達成できたとの無念の思いがある。

 怪物が怪物でなくなった理由は多岐にわたる。体力面のスタミナ不足をあげる人もいれば、ボールの見極めなど、技術的な課題を指摘する人もいる。当然ながらプロの世界は甘くなかったわけで、日々修行あるのみと痛感し、今回の参戦もその延長線上と佐藤輝はとらえる。<page/>

 そんななか66日ぶりに放った24号(10月24日、広島戦)は、少なからず自信を蘇らさせ、ポストシーズンへの期待を高める一打と周囲は見ている。13勝で初の最多勝を決めた九里が投じた内角高めの速球を右翼へ先制3ラン。その好感触を維持するため、忘れないための九州路の旅でもあろう。

 「ちょっとでも甘くなったところを仕留めるというところが出てくれば、こちらも楽しみになってくる」と改めて佐藤輝の存在価値を認識した矢野監督。宿敵とのCSでは不気味さ漂う6、7番で、恐怖心を与える効果ももくろんでいる。 (スポーツライター・西本忠成)

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