ヤクルト、奥川で開幕有力 10日からCSファイナルステージ「一生懸命プレーしたい」

サンスポ
笑顔でキャッチボールする奥川。重要なCSファイナル初戦を託される(撮影・斎藤浩一)
笑顔でキャッチボールする奥川。重要なCSファイナル初戦を託される(撮影・斎藤浩一)
トライアル走でダッシュするヤクルト・奥川=神宮外苑(撮影・斎藤浩一)
トライアル走でダッシュするヤクルト・奥川=神宮外苑(撮影・斎藤浩一)

ヤクルト・奥川恭伸投手(20)が、10日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(神宮)の初戦に先発することが有力となった。6年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルトは2日、神宮外苑で投手の指名練習を行い、奥川らが参加。高卒2年目でチームトップに並ぶ9勝を挙げた右腕が後半戦に続き、CSでも〝開幕投手〟を務め、20年ぶりの日本一へチームに勢いを与える。

レギュラーシーズン全日程終了から一夜明けたこの日、奥川は神宮外苑で黙々とダッシュを繰り返した。10日開幕のCSファイナルステージのスタートを飾るのは高卒2年目右腕。日本シリーズを目指す次なる戦いで、奥川が〝開幕投手〟を務めることが有力となった。

「CS、日本シリーズと続きますけど、一生懸命プレーしたい。投げたときはチームの勝利にしっかり貢献できるように」

6年ぶりの優勝を果たして臨むポストシーズンへ、意気込みを示す奥川。この日は原、金久保と先発投手練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。

今季はチームトップに並ぶ9勝(4敗)を挙げ、防御率は3・26。東京五輪の中断期間明け、8月15日のDeNA戦(新潟)でも後半戦の〝開幕投手〟を務め、7回1失点でチームを勝利に導いた。中9日以上の間隔を空けて登板しながら、後半戦は全て重要なカード初戦に先発し、5勝(2敗)を挙げた。

レギュラーシーズン最後の登板となった10月29日の広島戦(マツダ)では、3回2安打無失点と好投し、調整も万全だ。「立ち上がり、少しバランスが良くなかったですが、尻上がりに修正できた」と手応えをつかんでおり、高津監督も「彼らしい質のいいボールを投げていた」と、太鼓判を押す。

CSファイナルステージで対戦する可能性がある両チームとは相性も良い。阪神戦は6試合に登板して2勝2敗、防御率3・06。3位・巨人とは2試合で対戦し、2勝0敗、防御率2・77と好成績を残す。

高津監督は、7-9で広島に敗れた1日のレギュラーシーズン最終戦後のミーティングで「このままでは絶対、勝てない。ズルズルいってしまう。しっかり気持ちと体を切り替えて、次のステージに進んでいきましょう」とナインを引き締めた。20年ぶりの日本一を目指すCS、日本シリーズへ、20歳右腕が先陣を切る。

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