桂春蝶の蝶々発止。

「ポンコツなほど…」阪神V逸でも愛はさらに深まる 「二代目桂春蝶」譲りのファン

zakzak

嗚呼、我らが阪神タイガースがセ・リーグ優勝を逃しました。「V逸」という言葉、2005年の優勝以来、何度見聞きしたことでしょうか。阪神にとって16年ぶりの夢が、本拠地・甲子園で散りました。

さて、最大で7ゲーム差あった今季、優勝できなかったことを私個人がどう思ったか?

結論から言いますと、私はより一層阪神タイガースが好きになってしまいました。これは「愛」といっていいでしょう。愛とは人の思い。そして、その質量は、その人がかけてきた「時間」に正比例するように私は思います。

私の親父である「二代目桂春蝶」は、関西では有名な阪神ファンでした。阪神戦のその日の内容は、モロにわが家の雰囲気を決定付けます。

「掛布が打った」「真弓が走った」「小林繁が打たれた」「平田がエラー」…。阪神選手の一挙手一投足が、父を喜怒哀楽の頂点へ誘うのです。

私はこんなことで生活が左右されるのは嫌だと思い、「お父さんって何で阪神が好きなん? いっつも勝たへんやん! 毎シーズン4月で終わりやん。こんな情けないチーム、何で応援してんの?」と聞きました。

すると親父は「あのな…タイガースと大阪の人間はみな血ぃつながってんねや。そやから、その縁は切ることができひん。ほんでな…チームがポンコツなほど、どっかでかわいいもんなんや。な…お前と一緒や。勉強もできん、運動もあかん。そんなポンコツ具合な息子のお前を見てるとな、親父としてほっとかれへんもんや」と言われたのです。

私はポンコツ呼ばわれも含めて、その話に妙に納得してしまったのです(笑)。

そして今年、寸前で逃げていった優勝。最終戦における阪神の拙攻、拙守を見て、私はどう感じたか? そう、何十年も前の親父の言葉を思い出しました。ポンコツなほど、どこかでかわいい。自分の人生の悲哀と、ダメ虎と重ね合わせて涙したのです。何とも優しい気持ちになりました。

関西人にとって、阪神は家族のストーリーでもあります。その歴史の長さは、まさに「愛そのもの」ではないのでしょうか。だから私はまた、タイガースを好きになってしまったのです。「明日からも、もっとこのチームを応援しよう」と心に誓ったのです。私の息子は「ベイスターズのファンになる」と言うてますが…(笑)

さて、そんな野球ファンたちの熱い思いを寄席で見られる企画があります。ABCラジオさんの全面協力のもと、神戸新開地・喜楽館で11月22日から28日まで、「プロ野球応援ウイーク」を開催します。私は27日と28日に出演し、阪神愛を爆笑交えて語りますよ! 詳しくは、神戸新開地・喜楽館のホームページをご覧ください。

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